2018-08-03_コミック新刊



●2018年8月3日発売の「紙」書籍→(★☆は電子書籍あり:★は紙書籍と同発で安価、☆は紙書籍と同価格ないし紙書籍より発売遅延)

★(電子版同発) 集英社 ジャンプコミックス アクタージュ act-age 3 (ジャンプコミックス) マツキタツヤ/宇佐崎しろ → 【オススメ】 マツキタツヤ、宇佐崎しろ/アクタージュ act-age

★(電子版同発) 集英社 ジャンプコミックス 次回のデスゲームにご期待ください!! 1 (ジャンプコミックス) Perico

☆(電子版同発も高額?) 講談社 モーニングKC エルフ湯つからば(1) (モーニング KC) 西義之

★(電子版同発) 集英社 ジャンプコミックス ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 1 魔属魔具師編 (ジャンプコミックス) 西義之

★(電子版同発) 白泉社 花とゆめコミックス 絶頂島の姫 1 (花とゆめCOMICS) ゆりせれい


菊田洋之/THE SHOWMAN


THE SHOWMAN 1 (1) (少年サンデーコミックス)

■次世代の体操選手を選出するプロジェクトに、 小さな体操クラブから選ばれた中学生の主人公の話。

体操のプロジェクトに選ばれた者たちが、 ナショナルトレーニングセンターに集う。 既に有名な選手が選ばれるなか、 まだ世間的には無名な主人公も抜擢された。 有名な選手に、なぜ?と思われるなか、 彼はその跳躍の高さで皆を魅了するのだった。


自覚のない原石がその才能を発揮するタイプの スポーツもの。知られていないというだけで、 才能はあるという設定。そのために 丁寧な練習を積み上げてきた、という 性格がその後の成長も保証している。


オーソドックスな物語。そのうえで情報量が多い。 説明過多で漫画としてはスマートではない。 ただ、それは狙ってのことなのだろう。 体操の魅力について、丁寧に語ろうとしている。


主人公だけでも良さそうだが、一方で 兄も姉も注目されている三兄弟の末っ子 も一方の主役に用意し、対比しつつ話を進めていく。 必ずしも敵役という感じではない設定は面白い。 それはこの話のゴールが、体操ニッポンの 次世代のチームを作ることであるとすれば 当然か。


個人的には、オリンピックに興味はなく、 スポーツにも特に興味はない。 というか西が丘のプールに通う子の多かった 近隣住民にとっては、ナショナルトレーニングセンター に改組されたことで普通の子どもの スイミングスクールが潰されたって いうことにネガティブな感情もなくはなかったりします。 そのかわりにオリンピックに出る アスリートと遭遇できたりはしますが。


【データ】
菊田洋之 (きくたひろゆき)、監修=内村航平
THE SHOWMAN
【初出情報】週刊少年サンデーS増刊(2018年) 【発行元/発売元】小学館 (2018/7/18) 【レーベル】少年サンデーコミックス 【発行日】2018(平成30)年7月23日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→THE SHOWMAN 1 (1) (少年サンデーコミックス)
最強タッグが挑む体操漫画の新たなる地平! その少年たちに託されたのは、体操の未来だった―― 東京五輪を目指す若き才能を発掘するため、集められた中高生たち。 彼らを待っていたのは、過酷な試練と、厳しい選抜試験…生き残るのは誰だ? 体操漫画のスペシャリストと、体操界の絶対王者が描く、本格スポーツドラマ、始動!! 【編集担当からのおすすめ情報】 体操漫画の金字塔『ガンバ! Fly high』の菊田洋之が、リオ五輪体操個人総合金メダリストの内村航平とタッグを組み、体操漫画の新たな地平に挑みます! 綿密な打ち合わせによって裏付けられた体操描写と、熱いスポーツドラマは必読です!


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矢島正雄、菊田洋之/クルーズ
菊田洋之/愛犬しつけ教室 プラスわんっ!

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このマンガ一巻がすごい!2018年07月編

今月に読んだ漫画1巻で特に印象に残った作品をご紹介
月間オススメ

□今月のパワープッシュはこちら(今月レビューした本ベースなので新旧入り混じっております。旧作クラシックも含みます) 
1. 戸田誠二/憑依師
2. 肥谷圭介/マーダーボール
3. オノ・ナツメ/ハヴ・ア・グレイト・サンデー
4. 磯谷友紀/ながたんと青と−いちかの料理帖−
5. はるこ/酒と恋には酔って然るべき
6. 雨乃月靉一/九園善虎の友人
7. 泉一聞/テンジュの国
8. 十三木考/トラップヒロイン
9. 石井明日香/ひさかたのおと
10. 椎葉ナナ/春は短し恋せよ男子。
11. 丈/宇崎ちゃんは遊びたい!
12. 西原梨花/落ちてるふたり
一巻完結本では TETSUO/髑髏は闇夜に動き出す がおすすめです。

2018-07-30_コミック新刊



●2018年7月30日発売の「紙」書籍→(★☆は電子書籍あり:★は紙書籍と同発で安価、☆は紙書籍と同価格ないし紙書籍より発売遅延)

小学館 ビッグ コミックス 夢印 豪華版 (ビッグコミックススペシャル),夢印 (ビッグコミックススペシャル) 浦沢直樹

★(電子版8/3) 小学館 ビッグ コミックス ハスリンボーイ 1 (1) (ビッグコミックス) 草下シンヤ/本田優貴

★(電子版8/3) 小学館 ビッグ コミックス シェイQハンド! 1 (1) (ビッグコミックス) 永野真央

★(電子版8/3) 小学館 ビッグ コミックス〔スペシャル〕 おやすみシェヘラザード 1 (1) (ビッグコミックススペシャル) 篠房六郎

少年画報社 YKコミックス プラネット・ウィズ 1 (ヤングキングコミックス) 水上悟志 → プラネット・ウィズ Blu-ray BOX 特装限定版 第1巻, 【Amazon.co.jp限定】 プラネット・ウィズ Blu-ray BOX 特装限定版 第1巻 (先生の「うにゃ」A4トートバッグ付)

少年画報社 YKコミックス シーグラス 1 (ヤングキングコミックス) Ark Performance/いけださくら


【オススメ】 オノ・ナツメ/ハヴ・ア・グレイト・サンデー


ハヴ・ア・グレイト・サンデー(1) (モーニング KC)

■【オススメ】 毎週日曜に 父の家に集まる息子と娘婿の話。 相変わらず、うまくて、ずるい。

男3人の話。ニューヨークに暮らしていたが、 デビュー後20年にして親が亡くなったのを機に 家を管理するため日本に戻ってきた作家。 その作家の息子も娘も東京で暮らしており、 日曜日が暇になる息子は娘婿を誘って 父の家へと遊びに来るのだった。毎週。


毎週かよ、と娘婿は思っているが、 親ばかでもある作家は特に毎度の来訪を 嫌がるでもなく迎え入れる。 ちなみに息子娘はハーフだが、 娘婿も日本人とイタリア人のハーフであり、 ニューヨーク育ちである。 なので異文化交流的な色彩は残る。


旅行客ではないが異邦人、という立ち位置 の人物を描くエッセイでもあり、 家族ものでもあり。 なんでもない作品だが、 成人した親子の 話を描く作品など世の中にはそうはない。 目の付け所は本当にずるいほどに上手い。


そして、それだけの話かと思えば、 最後に自作の新人賞を得たデビュー作の モデルであるという刑事とニューヨークで 再会、続いて前日譚が始まり、 彼との出会いの話が綴られる。 これが良い。この話がなければ、 雰囲気良いけどなんだかな、と思う一巻が、 最後のエピソードでぎゅっと締まったものになった。 この構成が、ずるくて上手い。 いや、毎度、著者は、上手くでずるい作品を描く。


2巻が発売されたのであわせておすすめ。 → ハヴ・ア・グレイト・サンデー(2) (モーニング KC)


【データ】
オノ・ナツメ
ハヴ・ア・グレイト・サンデー
【発行元/発売元】講談社 (2017/12/21) 【発行日】2017(平成29)年12月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ ハヴ・ア・グレイト・サンデー(1) (モーニング KC)
小説家・楽々居輪治(ささいりんじ)。長くニューヨークで暮らしていたが、ある事情で単身、東京に戻ってきた。きままな独り暮らしのはずが、日本に暮らす息子のマックスと娘婿のヤスは、輪治を慕って毎週末は入り浸り。男三人は、いつも「最高の休日」を夢見る。


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【オススメ】 オノ・ナツメ/GENTE[ジェンテ]〜リストランテの人々〜
【オススメ】 オノ・ナツメ/さらい屋五葉
オノ・ナツメ/not simple
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【オススメ】 肥谷圭介/マーダーボール


マーダーボール(1) (ヤンマガKCスペシャル)

■【オススメ】 障碍者であることに諦めを感じていた少女が、 やりがいのあるものを見つける。 それが、ウィルチェアーラグビーだった。

軽い感じの対応でリハビリテーションを する車椅子の少女。病院で小さな男の子と ぶつかるが、互いのよそ見でも周囲の皆は 彼女に気を遣う。彼女自身は寧ろ その子供を気にしていたのだが。


合コンに誘われ徒歩で1時間半のところを 車イスをとばして30分、爽快感を覚えるも 男性側は障がい者なんてなんで誘うんだよモード。 まぁ誰も悪くない。悪いのは、信号を無視した車と、 そして、家族みんなで試合を観に来てほしいと 言ったアタシなんだ、と納得させる。


そんな彼女は実は将来を嘱望されていた体操選手。 体力と車椅子さばきが見事で、それに注目した 同じく車椅子の男性が声をかけてくる。 そしてスカウトし見せられたのが、 車椅子によるウィルチェアーラグビーだった。


車椅子でぶつかりあうスポーツに、 本音でのぶつかりあいがほしいと思っていた 彼女は本能的に惹かれる。 寝たきりになった弟のことを思い葛藤も あるが、彼女は車椅子ラグビー に新しい自分を賭けてみることにする。


正直な話、障碍者の競技スポーツについては ネガティブな印象がある。それは別に障碍者が スポーツなんて・・・ということではない。 思っているのは次の2つ。1つは、 健常者スポーツと比べてそれは見ていて 魅力的に見えるのか? 試合を見るひとが、気を使わずとも心から 没入できるもので観戦料も落とすものなのか? それに付随するがもう1つ。 それをやって、金を稼ぐことはできるのか? 後者は普通のスポーツどころか社会のすべての ことに言えることだが、それで稼げないのであれば それは趣味にしかならない。そこに時間と金をつぎ込むことは、 本当に意味があることなのか?


答えはあって、健常者スポーツよりも魅力的であるか、 個性的で他にないものであるのであれば、 クリアができる。ウィルチェアーラグビーは、 そういうものかもしれない。 そんな可能性を秘めたスポーツを 熱く綴るのが、本作である。 マーダーボールとまで言われる過酷なスポーツを、 女の子がチャレンジする。障害による点数の制限があり、 女子がチームに入ると優位というところが 障碍者スポーツのユニークなところ。


内容は障碍者スポーツであり、 ヒロイン含めて 登場人物の人生はハードモード ではあるのだが、 打ち込めるもの、人生を変えるものに 出会う、という普遍的なテーマで 展開しており読む者をぐっと引きつける強い力があった。


【データ】
肥谷圭介 (ひやけいすけ)
マーダーボール
【発行元/発売元】 講談社 (2018/7/11) 【発行日】2018(平成30)年7月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ マーダーボール(1) (ヤンマガKCスペシャル)

車椅子の女子高生・海野アサリ。“障害者”というレッテルを張られ、誰とも本気で関わり合う事のない毎日。そんなある日、彼女は「ウィルチェアーラグビー」という競技に出会う。それは障害者スポーツの中で唯一“ぶつかり合い”が許された競技だった――。“好き”に出会うトキメキが、“ぶつかり合う”激しさが、アサリの日常を大きく変えていく!! 『ギャングース』の肥谷圭介が描く、超本格パラリンピックスポーツ青春譚!!


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日笠希望/キスアンドクライ


キスアンドクライ(1) (講談社コミックス)

■記憶を失った天才フィギュアスケート選手が、 再び競技に挑む。

病院のベッドで目覚めた主人公は16歳から 一年間眠ったままであったという。 親のことなどは覚えていたが、 自分が何をしていたのかについては綺麗さっぱり 記憶をなくしていた。


実は天才と呼ばれたフィギュアスケーターだった という少年の話。ただし、オリンピックへの 出場枠のかかった試合で転倒し世間の 非難を浴びた、という設定つき。 それでも協会は彼を支持していたが、 それも主人公自らの行動でふいにしてしまう。 とはいえ漫画なので、彼を救済する存在がある。


主人公がヒールであり世間は味方ではない、 という話を、しかし主人公本人が記憶をなくしている のでからっとさせて描いている。 一方でスケートに関する技術を記憶とともに 一切なくしているため演技どころか氷上で滑る レベルから始める状態。 でも周囲の人間は彼に惹かれる、という内容を 読み手が納得するかどうか、だが、話に勢いはある。


ただ、さすがに、そこから始めるの? という思いはあり。そもそも何故彼は 大事な大会で失敗をしたのか、も謎と しており、仕掛けがやや多い。 そして、失地回復ものなので 何かを切り開く爽快さは仕組み上、欠ける。 そこを、記憶を失い 新しい人格になったことで補っているのは 面白いが、無理があるのも確か。


一方で本作のメッセージは、 地獄を見た者が執着するもの、 ということで、自分の可能性を信じて 希望に執着する主人公の不細工な格好の良さが 愚直に描かれていくのであれば、 相応に評価されるべき作品になると思う。


【データ】
日笠希望 (ひがさのぞみ)
キスアンドクライ
【発行元/発売元】講談社 (2018/7/17) 【レーベル】少年マガジンコミックス 【発行日】2018(平成30)年7月1日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→ キスアンドクライ(1) (講談社コミックス)
目指せ頂点! “破天荒”フィギュアスケート物語!! 目を覚ますと、そこは病院のベッドの上だった。何も思い出せない高校生・橘龍希に突き付けられた事実は3つ。「1年間ずっと眠っていた」、「日本中の期待を一身に受けるフィギュアスケート選手だった」、「フィギュアスケートに関する記憶が全て失われている」。再びリンクに上がろうとしても、今の実力は素人以下。それでも龍希は立ち上がり、強く前へと歩み出す!



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