蟹丹/かわずや


かわずや(1)<かわずや> (角川コミックス・エース)

■雑貨屋の店長とバイトのほのぼの恋愛話、なのかな、これ・・・ 店長はカエルなんだけど・・・。

女の子が店先で雨宿りしていると傘とタオルを貸してくれた人がいた。 ・・・ひと?・・・どう見てもカエルなんだが・・・図体はでかく言葉も喋る・・・のかな、 どうなんだろう・・・でもって彼女は後日傘を返しに行った際、 その雑貨屋さんがアルバイトを募集しているのをみて応募するのだった。


ニコニコ顔で温厚で人望ある店長と、そんな店長に惚れる女の子のお話。 ・・・その展開でなんで店長はカエルなんだ?・・・しかも店長、 男やもめで蛆がわく、じゃなかったやもめで子供もいる。 が、女の子とデートに行ったりもする。


正直、この話の世界観がよくわからない。モラルというか倫理というか、 その辺をカエルということにして有耶無耶にする感じは酷い作りだな、 と思いもするんだが、絵が可愛いのですべて許せてしまう、ような気がする。


【データ】
蟹丹 (かにたん)
かわずや
【発行元/発売元】KADOKAWA (2017/2/10) 【レーベル】角川コミックス・エース 【発行日】2017(平成29)年2月10日発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→かわずや(1)<かわずや> (角川コミックス・エース)
いつかの時代の、どこかの場所に「かわず屋」はあります。大きな体にニコニコ顔のカエル店長とアルバイトの女子高生ゆうの、うららかなる日常風景をのぞいてみませんか☆


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福澤徹三、薩美佑/侠飯


侠飯(1) (ヤングマガジンコミックス)

■ヤクザ飯もの、ってなんかよく見るね・・・。

底辺大学の4年生で就職活動が難航している主人公。 彼は路上でヤクザの抗争に巻き込まれる。 結果助けてもらう形にはなったが、現場のすぐそば に住んでいたことから、ヤクザに部屋に転がりこまれることになる。


ドラマ化もされた小説のコミカライズ。 彼らは散らかった部屋を片付け、家にある材料で 立派な食事を作り始める。手間暇かける食事の数々は、 確かに美味しそう。


だけれども、主人公とヤクザを無理やり出会わせて話を 絡める展開は無理があるような。小説だとさっくり読めそうだが、 漫画だと軟禁状態に近い関係のまま一巻が終わり、 レシピ見てるだけ感が強い。まぁ、実際、そういう作品なんだろうけど。


主人公が自分をきちんと見つめ直して生まれ変わる話、 というのが主旨なんだろうが、この主人公の人物としての小ささ、 つまらなさがいろんなものを台無しにしている印象。 うーん、なんでこれ、そんなにメディアミックスするのかな・・・。 と思ったものの巻末にレシピついてて、その辺はさすがによくわかってるな、 と思いました、はい。


【データ】
原作=福澤徹三(ふくざわてつぞう)、漫画=薩美佑 (さつみゆう)
侠飯(おとこめし)
【発行元/発売元】講談社 (2017/2/6) 【発行日】2016(平成28)年2月1日発行 って書いてあるんだけど・・・(C)は2017 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★
■購入:
amazon→侠飯(1) (ヤングマガジンコミックス)
原作小説、ドラマ、いずれも大ヒットした大人気任侠グルメの決定版。ついに待望のコミック化!!! 就職戦線真っ只中にいる若水良太は、なんの取り柄もないダメダメ大学生。そんな良太は、学校の帰り道に突然ヤクザの抗争に巻き込まれてしまう! 組長の柳刃竜一と子分の火野に助けられるも、柳刃は部屋に居座ってしまう。 そして、わがもの顔でキッチンを占領するのであった。ヤクザが作る料理とは一体……?


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仲野えみこ/劉備徳子は静かに暮らしたい


劉備徳子は静かに暮らしたい 1 (花とゆめコミックス)

■三国志の面々が現代に転生、しかも魏・呉・蜀それぞれの皇帝は 女性として生まれ変わっているのだった。

主人公の名は劉備徳子。蜀の劉備の生まれ変わりの女子高生。 でも今は人の役に立つことがささやかな喜びで静かに目立たずに生きていきたい、 そう思っているのだが、彼女の周りには三国時代の面々が転生して集まってきているのだった。


武将の女子化ものや転生ものはあるがそれを組み合わせて 同じ学校という箱庭に突っ込んだ作品。 猛烈な出落ち感があり、著者が手がけるべき作品なのかなぁ、 と思わなくもない。まぁ出落ち感は白泉社作品にありがちだが。


転生ものであるのも白泉社らしいが、しかし、転生ものは寧ろなんの転生なのか が謎であるほうが面白いのではなかろうか。著作権フリーの原案を下敷きに 物語を紡ぐというのは正解だと思うし、元の話をなぞるばかりではない 創作部分もあり、そして同人誌ではない商業誌ものとしての一定の質は あるのだけれど、どうも窮屈な感じがして仕方がない。


【データ】
仲野えみこ (なかのえみこ)
劉備徳子は静かに暮らしたい
【発行元/発売元】白泉社 (2017/2/3) 【レーベル】花とゆめコミックス 【発行日】2017(平成29)年2月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★
■購入:
amazon→劉備徳子は静かに暮らしたい 1 (花とゆめコミックス)
三国志の英雄が高校生に転生!!忠誠心や敵対心が、現世では恋心に……なる!?魏・呉・蜀の三国時代、信念を胸に戦い倒れた武将達……であったが、なぜか日本に転生!!しかも、曹操・孫権・劉備は女子高生に!? 歴史も楽しめる(!?)新感覚ラブコメ!


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みなつき、二ツ家あす/同居人はひざ、時々、頭のうえ。


同居人はひざ、時々、頭のうえ。(1) (ポラリスCOMICS)

■人と猫、両方の視点から綴る漫画。その特徴がプラス となっているかマイナスとなっているかは正直微妙。

人嫌い人混み嫌い、疑問に思ったこと興味のあることは 自分自身で探求したい性格の主人公は人気の小説家。 彼が両親の墓参りで偶然猫を拾ってしまい、 これはネタになるかもと自宅に連れ帰ったところから 話が始まる。


人嫌いだった主人公が猫に翻弄される話。一方で 同じ話を猫の側の視点からも描くアナザーストーリーが併録 されており、表裏一体、二話でひとつのエピソードとなっている。 それは滅多にないスタイルではありユニークではあるのだが。 猫の気持ちがわからない、と言っているときに その答えが載ってしまうというのはどうなのか。


それより何より猫の魅力は行動原理がわからないことなので、 それを猫の気持ちを表現する形で話が展開されるパートが有るのは、 これ、猫好きだとどう思うのだろうか。


物語自体も進展は殆どない。というかほぼ何もない。 雰囲気ものの一作で、これはこれで良かろうが、 それ以上の何かは特に感じないかなぁ。


【データ】
原作=みなつき、作画=二ツ家あす
同居人はひざ、時々、頭のうえ。
【初出情報】COMICポラリス(2014年〜2015年) 【発行元/発売元】フレックスコミックス(2015年10月25日初版) 【レーベル】ポラリスコミックス 【発行日】2016(平成28)年 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★
■購入:
amazon→同居人はひざ、時々、頭のうえ。(1) (ポラリスCOMICS)
ミステリー作家・朏 素晴(みかづき すばる)は、自らの想像の世界を邪魔する他人が苦手。そんな素晴の元にやってきたのは、一匹の猫。その不可解な行動を見ているうちに、小説のネタが浮かんできて……!? 不器用男子×一匹の拾い猫。 ふたりでみつける幸せぐらし。人と猫、W視点で贈る物語。猫のきもちが知りたい人、必見です。


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田中ユタカ/笑うあげは


笑うあげは 1 (近代麻雀コミックス)

■主人公が盲目の美女という設定の裏社会麻雀もの。

大衆誌の編集者である人物が芸人に案内してもらったのは、 超高級麻雀クラブ。金持ちや成功者の遊び場をその目で覗いてみたかったのだった。 そこで麻雀を打っていたのは新興の実業家。相手にはサングラスをした盲目の美女。 触るだけで難病も治す奇跡の手だと言われる治療師。そんな彼女は麻雀に目がなく、そしてめっぽう強いのだった。


盲目の美女、というのはインパクトがある。が、その設定の必要はあるのか?捨て牌を全員が発声するというルールまで持ち出して・・・と思ったのだが。彼女が目が見えないゆえに、相手はチート、ズルをしようとするという展開。小物ほどチートをしようとする、 しかし華麗に返り討ちに合う、という流れはお約束。


駆け引き的なところはあまりフォーカスされず、なので作品の中心ははヒロインの 飄々とした魅力。となると描き方にはもう少し別のやり方がありそうだが。 でも麻雀という題材で盲目の主人公、となると動き自体が封じられる。周りの人物を暴れさせてもねぇ・・・。深い闇の世界を描く展開に持っていったほうが面白い作品になった気がするが。スーパーマン的存在が主人公だと話を動かしづらいという典型か。


【データ】
田中ユタカ (たなかゆたか)
笑うあげは
【発行元/発売元】竹書房 (2017/2/1) 【レーベル】近代麻雀コミックス 【発行日】2017(平成29)年2月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→笑うあげは 1 (近代麻雀コミックス)
“あげは”と呼ばれる謎の美女は盲目だった。 にもかかわらず、そのしなやかな指先は自在に牌を操る。 澱みなく…優雅に…華麗に…!! 美しく宙を舞う蝶に引き寄せられるように、 彼女に挑む男たちが目にするのは!? ★単行本カバー下イラスト収録★


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大今良時/不滅のあなたへ


不滅のあなたへ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

■非常に壮大な話で「火の鳥 」のような作品。 しかしこの神のような視点に、どうしても引っかかってしまう。

ありとあらゆるものの姿を写し取り変化することができる ・・・なんかポケモンでいうメタモンのようだが、はじめは「球」 であったそれが話の主役である。冒頭では

私は”それ”をこの地に投げ入れ観察することにした
とあり、この「私」が誰かは説明されない。そして その球はオオカミの形となり、北極圏なのか、集落で一人だけ 残り暮らしている少年の元に現れる。少年は、 家畜として飼っていたオオカミが久々に戻ってきたものとして歓迎するのだった。


極限の暮らしにある人物の側に、その球の変化したモノは現れる。 そして刺激を受けると、その相手の姿を獲得することになる、らしい。


ちまちました話に見えるが、描く内容は壮大である。ただ、なぜちまちまと 見えるかといえば、制限された世界が示されて、その枠内での行動を エピソードごとの主人公が迫られているからである。


続く話は少女が生贄に供されるエピソード。ただしこの話は プロローグのそれとは違い、決まった枠ではとどまらずオーバーランしていき、 息苦しい展開が続いたため、 そこまで読んで少々ホッとした。


ところでこの話は、手塚治虫の「火の鳥 」を彷彿とさせる。 そう思った場合、さて、この作品で何か新しいことが提示されているだろうか? という問いが浮かぶ。一巻の時点では、特にない。 仕掛けとしては、変化する存在である球がトリックスターとして 作中に投げ込まれている点が新味であり、これが続刊では動くことで 話が転がっていくのだろう。 無敵で無限であるこの存在を投入したことは、果たして是と出るのか否と出るのか。 その上で、これを投げこんだ神のような存在が作中にも存在する。 どういう役割を果たさせるつもりなのか。まぁ神とは作者であるというオチも ないではないが。


しかし、こうしたチャレンジングな作品を送り出せる環境があるのは素晴らしい。 作者もだが版元と編集に賛辞を贈りたい。


【データ】
大今良時 (おおいまよしとき)
不滅のあなたへ
【発行元/発売元】講談社 (2017/1/17) 【レーベル】少年マガジンコミックス 【発行日】2017(平成29)年1月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→不滅のあなたへ(1) (週刊少年マガジンコミックス)
何者かによって“球”がこの地上に投げ入れられた。その球体は、情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられる。死さえも超越するその謎の存在はある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。これは自分を獲得していく物語。


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大今良時/聲の形

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鈴木マナツ/コネクト


コネクト 1 (ヤングジャンプコミックス)

■夢に向かって生きる人達がタッグを組む、という話だが 「 バクマン。 」の同工異曲。

音楽一家の中でゲームやアニメが好きな主人公は自分の好きなものに寄り添う ことで音を紡いでいきたいと思っていた。

物語やキャラクターと一体化した音楽−僕が強く惹かれたのはそういう音楽だった
兄はボカロPを出発点に器用さでもって仕事を受けてそれなりの有名人となっており、主人公はその下請けで曲作りもしてアルバイト。とはいえ渡されるのははした金ではある。


彼が学校で聞こうとした曲が音漏れして、アニソンだ、と揶揄されるなか、 ひとりの少女が近づいてきて、その曲を問い、ちゃんと聴かせてとリクエストされる。 一緒に曲を聴くという青春体験。コイバナ展開か、と思うと、彼女が出版社の封筒と漫画の原稿らしきものを持っていたことから、こっそり調べると有望株の新人漫画家として話題であることを知る。


そして、彼女の作品からインスピレーションを得た彼は 曲を仕上げ、それを友人がサイトにアップ、それを有名な歌い手から 気に入ったので勝手に歌詞をつけて歌わせてもらったとの連絡が入る、 というジェットコースター展開。才能のある新星たちが導かれていく。


瑞々しい話。男の子はおどおど、女の子はすっと自立、という設定はいまどき。 才能を利用したい側と、感性に寄り添って自分の好きなことを邁進したい側と、 という構図で物語を転がすとなると爽やかな話にはとどまらないと思うが、 本質的にはそういう生々しい話に踏み込む必要があるだろう。さて続刊はどう なっているのか。ということだが 2巻がこのたび発売されているのでご確認を。→コネクト 2 (ヤングジャンプコミックス)


【データ】
鈴木マナツ (すずきまなつ)
コネクト
【発行元/発売元】集英社 (2016/6/17) 【レーベル】ヤングジャンプコミックス 【発行日】2016(平成28)年発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→コネクト 1 (ヤングジャンプコミックス)

父は作曲家、母はピアニスト。そんな音楽一家で育った一ノ瀬和奏が惹かれる音楽はクラシックではなく、物語やキャラクターに寄り添い一体化した歌や曲──アニソンだった。いつか自分もアニソンを作りたいと漠然と夢見ながらも、自信がなく一歩を踏み出せない和奏に決定的な出逢いが訪れる。漫画家として活躍するクラスメイト・藤尾藤子の作品を読んだ瞬間から、和奏の夢が色付き始めて……? 音楽と物語が、人と人を、夢と夢を繋いでいく青春×アニソンストーリー第1巻!!


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鈴木マナツ/阿部くんの七日間戦線

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