【オススメ】 草川為/今日の婚のダイヤ


今日の婚のダイヤ (花とゆめCOMICS)

■【オススメ】可愛さを自覚し生きてきた ヒロインは29歳。結婚したいし理想も高い 彼女は誰と恋をするのか。

ハイスペックな女子であるヒロインだったが、 狙った男は前作で同僚に落とされ、それから5年、 付き合いはしても理想は高く、この人となら、 という人物には巡り合っていない。友人に紹介された 公務員とは二度目のデートで宝くじ売り場に並ぶことになり、 そんな相手は御免こうむると別れるところから話が始まる。


しかしその後出会いはなく、友人からの「あんたいつも理想高すぎ。 結婚したくないの?」とのメッセージが呪いのように付きまとう。 次に彼女が選んだ相手は、まさかの既婚者。理想の結婚を したい彼女には不倫はありえない。一人暮らしもはじめて 吹っ切れた彼女は、今まで自ら出していた可愛さのオーラを抑え、 自然体でいることにする。そんな時、彼女は、また クジの公務員と偶然再会するのだった。


今日の恋のダイヤ 」のレビュー時に触れた続編。電子版がようやく 発売されたのでご紹介。 前作を読んでいたほうが楽しめるが、 ここから読んでも話はわかる。 寧ろ前作から5年後の話である、ということを 飲み込む必要があるので、前作を読んだ後だと戸惑うかもしれない。


前作はきれいな連作短編 オムニバスだったが、本作はその前作で 出てきたふわふわ系女子がまるまる一巻主人公。 その点で前作ほどにかちっとまとまってはいないが、 恋に落ちるだけでなく結婚前から結婚後までを 綴る流れは他にあまり例を見ず、ユニークな作品 となっている。


ただ、結婚から一年後の話は、やや苦しい設定。 不倫してるんじゃないか疑惑を持たせるために 出て来る登場人物が無理やり感がある。とはいえ、 現実には結構ありうる話ではあるのだけれど。 結婚相手はかなり芯がしっかりしているし、 ヒロインもその点ではなかなか頑固なので、 ふらつかない主役にこの手のネタは絡ませづらい。 愛するがゆえの不安、ということをテーマにしたかったのだろうが、 そこはもう少し練り込んで欲しかった。


とはいえ、この作品で描かかれるような時間軸が一冊にまとまった 本は他に読んだ覚えが殆どない。この構成で一冊を仕上げた点 だけでも凄い、と私がこのブログで紹介した作品を すべて【オススメ】としているような著者の信者であることを差し引いても思う。


【データ】
草川為 (くさかわなり)
今日の婚のダイヤ
【発行元/発売元】白泉社 (2016/12/5) 【レーベル】花とゆめコミックス 【発行日】2017(平成29)年3月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ A(絶品)
■購入:
amazon→今日の婚のダイヤ (花とゆめCOMICS)

ハイスペック&容姿端麗な豊川のぞみ(29)。結婚を意識するのぞみが惹かれたのは、理想とは違う2つ歳上の久慈栄。通称・クジ男。一緒にいるほど見えてきた、のぞみがダイヤよりも、もっとずっと、欲しかったものは…。この人と結婚していいの!?と悩む、カーストトップ女子の結婚、ここにあり!


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2017-03-17


●2017年3月17日発売の「紙」書籍→(★☆は電子書籍あり:★は紙書籍と同発で安価、☆は紙書籍と同価格ないし紙書籍より発売遅延)

★(電子版同発) 講談社 月刊マガジンKC ましろのおと(17) (講談社コミックス月刊マガジン) 羅川真里茂

☆(電子版4/19) 集英社 ヤングジャンプコミックス ゴールデンカムイ 10 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 野田サトル

★(電子版同発) 秋田書店 ヤングチャンピオン・コミックス セブングレイズ 01 (ヤングチャンピオンコミックス) 吉田聡

★(電子版同発) 秋田書店 ヤングチャンピオン烈コミックス 今宵、都市伝説をご一緒に! (ヤングチャンピオン烈コミックス) いとうえい

小学館 少年サンデーコミックス だがしかし 7 (少年サンデーコミックス) コトヤマ

双葉社 ジュールコミックス 魔法のリノベ(2) (ジュールコミックス) 星崎真紀

★(電子版同発) 宙出版 ミッシィコミックスYLCDXCollection 薄紅の闇のあと 1 (YLC DX) 冬森雪湖

☆(電子版3/31) 集英社 ヤングジャンプコミックス オークが女騎士を育成してみた 1 (ヤングジャンプコミックス) くま

★(電子版同発) 集英社 ヤングジャンプコミックス ごほうびおひとり鮨 1 (ヤングジャンプコミックス) 早川光/王嶋環

★(電子版同発) 講談社 ヤングマガジンKC 辺境の老騎士 バルド・ローエン(1) (ヤンマガKCスペシャル) 菊石森生/支援BIS

★(電子版同発) 講談社 月刊マガジンKC 俺様ソルシエール(1) (講談社コミックス月刊マガジン) ウラミユキ/赤尾でこ

★(電子版同発) 講談社 週刊少年マガジンKC 6センチの絆(1) (講談社コミックス) 中島真/安達士朗

★(電子版同発) 講談社 週刊少年マガジンKC 8月アウトロー(1) (講談社コミックス) 宮田大輔

☆(電子版4/19) 集英社 ヤングジャンプコミックス バーテンダー6stp 1 (ヤングジャンプコミックス) 城アラキ/加治佐修

小学館 少年サンデーコミックス だめてらすさま。 1 (少年サンデーコミックス) 藤木俊

双葉社 ジュールコミックス ににんはとり(1) (ジュールコミックス) 六多いくみ


【オススメ】 麻生みこと/アレンとドラン


アレンとドラン(1) (Kissコミックス)

■【オススメ】麻生みこと作品にしてはあんまり 跳ねない題材と主人公?と思いつつ、語り口は巧いので するする読んでいくと、いや、ごめんなさい、 さすがに面白く転がっていくのだった。

主人公は片田舎出身、近所のイオンモール的なものの、 その片隅のヴィレッジヴァンガード的な店で育ち、 大学生になり東京へ。単館系映画を 愛するいまどきの若者では 少数派なサブカル女子に育ってしまった。


SNSで同好の士かと思った相手と映画館で待ち合わせれば、 相手はいい年したオッサン。でも興味をもってくれた相手なので、 と思った自己評価の低い彼女の運命やいかに、というところで 薄い壁した家の隣人が初対面で助け舟を出してくれた。


ということで、隣人であるイケメン男子との話に突入。もちろん、 いきなり恋が始まったりはしない。彼女のほうは映画にしか興味がなく、 コミュニケーション能力が低く、自信もない。 一方の彼もサブカル系には興味がない。が、彼は自分のバイトする バーに彼女を誘う。彼は彼女に興味を持っていた。 人として、というか心理学的研究の対象として。どこにもいない 彼女は、面白い観察相手であるのだった。


オタク系サブカル女子の話なんて面白くなるのかな、著者の作品 にしては珍しく転がらないのでは・・・と思いつつ読んでいたが、 ヒロインと正反対に見える男性をバディ的存在に据えて 漫才のようにやりとりをしていく語り口はやっぱり巧い。 そしてそうこうするうちに、実はタフな彼女が自分をさらけ出しつつ 居場所も見つける、という展開になってきて俄然面白みが増してくる。 そんな人間だと見抜いて彼女に注目していたのが隣人の男性、 という時点で彼はある種の神であり理想の男性であるのだが。


孤高系ゆるキャラ、というヒロインの存在と、 その立ち位置を嬉しがる当人の性格は非常に面白い。 漫画を読む人たちに近いキャラクターな気がするが・・・あ、 そうなると近親憎悪的な発想も出てきそう?


なお面白い作品の常として、巻末のスピンオフおまけ漫画もまた 面白い。


【データ】
麻生みこと (あそうみこと)
アレンとドラン
【発行元/発売元】講談社 【レーベル】 【発行日】2017(平成29)年3月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→アレンとドラン(1) (Kissコミックス)

林田(リンダ)は田舎から大学進学に伴い上京して1年。単館映画などのサブカル好きにとっては、それなりに幸せな日々を送る。ところが、ある日、サブカル女子を食いモノにする物知り風おじさんに襲われそうに…。それを救ってくれたのは隣人・江戸川(エドガー)だった!


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2017-03-13


●2017年3月13日発売の「紙」書籍→(★☆は電子書籍あり:★は紙書籍と同発で安価、☆は紙書籍と同価格ないし紙書籍より発売遅延)

★(電子版同発) 講談社 KC KISS 逃げるは恥だが役に立つ(9) (Kissコミックス) 海野つなみ

★(電子版同発) 講談社 KC KISS アレンとドラン(1) (KC KISS) 麻生みこと

講談社 デザートKC こんなわたしをかわいい、なんて(1) (KC デザート) 菅田うり

講談社 別冊フレンドKC くやしいくらい、好き。(1) (講談社コミックス別冊フレンド) 斉木優

リーガロイヤルホテル ナチュラルコンフォートフロアー
セントレジスと打って変わって。レストランは美味いが宿泊施設としてはハードもソフトもちょいとイマイチな感じのリーガロイヤルホテルでございます。最上級のザ・プレジデンシャルタワーズに泊まらずんば宿泊客にあらず、なのかもしれませんが。
お部屋は、広い。広いんですが・・・なんていうの、田舎のリゾートホテルチック。ヒルトン小田原に近い、とは家人の弁。では、ということでセルフで使える19階にある カフェラウンジへ。・・・なるほど、こういうものなのね・・・。ま、雑誌は読めます。ライブラリにしたほうがいいんじゃないかな、こんな感じだと。大丸東京のラウンジをチープにした感じですかね。
夕食は、なだ万。たぶんいちばん安いコースですが、安定の味でございました。朝食券はランチにふりかえ。ふりかえさせてくれないところが多い中、チケットに明記されているのは素晴らしい。ちなみにルームサービスへのふりかえもあり。リモネのランチブッフェ、なんかいろいろ味付けが甘い。他店でもきつねうどんのお揚げやお新香の甘さは気になったが、ここでも諸々の味付けが甘い。カレーも、これはハヤシライスかというくらい甘い。これが大阪の味なの?
ところで、チェックアウト時間間際に確認の内線があった。ラブホかいな、と思いましたが国内資本のホテルってこんな感じでしたっけ・・・。

【オススメ】枩岡佳範/フルバック


フルバック(1) (講談社コミックス)

■【オススメ】高校ラグビー部マンガ。才能あるがまだ荒削り、という 定番だが、ライバル設定が適切で楽しめる作品になりそうな佳作。

ジュニアラグビーのクラブチームに所属していた主人公。 中学の最後の試合、全国大会がかかる決勝戦でラストワンプレー のゴールキックを大きく外したのがトラウマになっていた。


そんな彼にはジュニア時代の先輩がいて、地元の名門高校で レギュラーとなっている。吹っ切れていない彼を見て先輩は 秩父宮ラグビー場へ連れて行く。そこでは女子ラグビーの日本代表 のテストマッチが行われていた。先輩が後輩として紹介したのは、 高校一年で日本代表に選ばれた女子部員。彼女のプレーを見て、 彼は自身のラグビーへの思いを再確認する。


そもそもが中学最後の試合も中学生としてはそこまで届くこと 自体が異例、先輩が足繁く通う時点で主人公の潜在的な力 は評価されている。憧れの存在として女子部員があり、 さらに先輩との軽い遊びの対決で主人公の速力が凄いものであると 読者にも示される。


面白いのは、中学時代に全国まで行き優秀選手になった 人物が同じく新入生として入部してきて、主人公と同じポジションを 取り合うとところ。まぁスポーツものでポジションの是非はそもそも なかろうからその辺は正直どうでも良いのだろうが。さらに、 そうした人材が揃いつつ、学校は名門ではあるが花園からは ここしばらく遠ざかっており、つまり同じ県の競合を倒す必要があり、 倒してもそれは終わりではなく花園という舞台も待つ、という設定なので クライマックスが複数作れる。


ヒロイン的存在をマネージャーではなくプレイヤーとして出してきたところも 考えられている。読んでいて自然に乗ってくる作品である。 なのに、2巻で完結らしいという・・・。→フルバック(2)<完> (講談社コミックス) ああ、amazonのレビューで「ラグビーという最高に危険なスポーツなのに、作品中、中高生が何故、ヘッドキャップ無しでプレーしているのか。」というコメントがあるのは、なるほど、そうだよな、と・・・。


【データ】
枩岡佳範 (まつおかよしのり)
フルバック
【発行元/発売元】講談社 (2016/12/16) 【レーベル】少年マガジンコミックス 【発行日】2016(平成28)年12月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→フルバック(1) (講談社コミックス)
中学時代、全国大会出場を懸けた試合でミスをしてしまった秋月 団。塞ぎ込む団だったが、女子ラグビーで夢を追いかける少女・護国寺さくらと出会い、ラグビーを続けることを決意! 新たな仲間達とともに聖地“花園”への挑戦が始まる! 諦めない強靱な精神、そして仲間を信じる心! 新時代の高校ラグビー漫画、誕生!
中学最後の試合、全国大会を懸けた決勝戦で逆転のゴールキックをミスしてしまった秋月 団。塞ぎ込む団を見かねて、ジュニアチームの先輩・八丈島が連れ出したのは、女子ラグビーの日本代表戦。そこで、ひたむきに夢を追いかける護国寺さくらと出会い、団はラグビーを続けること決意する! “ゴールキック”も“全国大会”も次は決める! 聖地“花園”を目指し、団の高校ラグビーへの挑戦が始まる!!


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2017-03-11


●2017年3月11日発売の「紙」書籍→(★☆は電子書籍あり:★は紙書籍と同発で安価、☆は紙書籍と同価格ないし紙書籍より発売遅延)

双葉社 アクションコミックス/(月刊アクション) 桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?(2) (アクションコミックス(月刊アクション)) ぽんとごたんだ

★(電子版同発) 双葉社 アクションコミックス/(月刊アクション) ふくねこ(1) (アクションコミックス(月刊アクション)) 松沢まり

セントレジスホテル大阪
SPGアメックスカードユーザーは更新継続すると1泊宿泊無料特典がもらえる。 それを利用してセントレジスへ。ここは最初に泊まって以来、家人が気に入っている。
部屋は広め、アサインされた部屋はビューバスでバスルームが快適。部屋の素晴らしいところは、コンセントの多さ。デスクには4つ+α、ベッドサイドにも一つずつ。現代にマッチしたセッティング。テレビは不要と思えばモニター自体を隠せる作り。かように部屋の設計は面白い構造で、デザインも格好良い。 バトラーサービスもあり豪華。その割にはリーズナブルな価格。ラウンジがないなどコンパクトな作りだからだろうか。
といっても最近はポイントや特典宿泊ばかりでお金支払ってないんだけれど。なのでスタンダードルーム予約+ゴールドアップグレードで中層階の角部屋というパターン。ゴールドレベルでも16時チェックアウトを適用してもらえて有り難い。ダイヤモンドだけれど最大チェックアウトがほぼ適用されないヒルトンは何なのだろう。
ちなみにクラブラウンジのない当ホテルだが、料金付加してコノシュアーサービスをつければ同等のサービスをバーで受けられる様子。・・・まだあるのかな、これ・・・ホテルに難点つけるとすれば、防音でしょうか。外の音もそうだし、他の部屋でなんかしていると結構聴こえる。ただまぁ特に気にするほどでもない。
バーは、いろいろなカクテルが飲めるプランなどあって下調べしていくと飲ん兵衛には楽しめる。レストランは・・・味は上も下もイマイチ。もうひと息、って感じで、大阪のレストランってこんなもんですかね、と思い、後にリーガロイヤルのフレンチ行って、ああ、できるところはできるんじゃん!って当たり前か・・・と思った覚えあり。アメリカ資本のホテルは基本的にレストランはダメってだけか。宿泊者やSPG会員にはレストランの割引があるが、一休経由でタイムセールのプランを頼んだほうが安上がり。
なので、 THE CLUB EPICURE は気になるけど、躊躇するんだよなぁ。そもそも大阪在住じゃないと使いこなせないだろうって話はあるけれど。

【オススメ】 白浜鴎/とんがり帽子のアトリエ


とんがり帽子のアトリエ(1) (モーニングコミックス)

■【オススメ】魔法使いもの。「魔法」の意味づけ方が興味深い。

ヒロインであるココは仕立て屋の娘。母の仕事を手伝い、 採寸などはお手の物。そんな彼女は、魔法と魔法使いに憧れを 持っていた。


魔法使いがいる世界の話。彼女の店に、魔法使いがやってくる。 そこで魔法が使われる場面に遭遇、見てはいけないとされていたが、 魔法をかける瞬間がみたい!という欲求に耐えかねた 彼女はこっそりと覗き見る。魔法は、かけるものでなくて、ペンで描くもの、だった。 実は彼女は昔、魔法の絵本というものを買った過去がある。 そこに載っていたのは魔法陣。いままでずっと意味がわからなかったのだが、 実際の魔法使いの姿をみて、彼女は、絵本の意味が何だかわかった。 そこで見よう見まねで作り始めると、魔法が発動する。というか、発動してしまう。


魔法は生まれつきの性質に基づき使えるものだとするファンタジーがある一方、 呪文を詠唱すればいいとか魔法陣を描けばいい、 という話もままある。本作の場合は後者、なのだが、 そうした社会で人間同士が魔法を使って戦いあったので生き残ったものたちが 結託し、彼らは魔法使いとして魔法を封じ込み、以来、魔法使いとは生来の 資質に基づくものである、というフィクショナルな世界を構築している。 そんなトリッキーな話である。今こう書いてみると、そのフィクションに綻びが生じないのは無理があるような気がする。


なので、ヒロインはその綻びを露見させるトリックスターとして存在している。 彼女を使って何かを操りたい存在が背後にある。それは社会からとれば悪の存在、 なのだが、そもそもの現在の世界がフィクショナル、虚構であって、 賢者が統治する社会、という無茶なスタイルであることから、 単なる悪として描かれるのではない展開を希望する。


彼女のことを発見し師匠となる存在は、既存の魔法使い世界とは 相容れないものがあり、一方で彼女を使って辿りたいものもあるようで、 真の主人公はこちらの師匠のようにも見える。ヒロインと先生とで、 2つの話が軸となって転がっていくようであれば今後も面白い話となるだろう。 ヒロインの場合は精神的に成長して色々なことを自分の頭で考え始めないと 面白い話になりにくいが、考えられる子として作り上げられているので大丈夫だろう。


【データ】
白浜鴎 (しらはまかもめ)
とんがり帽子のアトリエ
【発行元/発売元】講談社 (2017/1/23) 【レーベル】モーニングKC 【発行日】2017(平成29)年1月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→とんがり帽子のアトリエ(1) (モーニングコミックス)
小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。だが、生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない……。そのため、魔法使いになる夢は諦めていた。だが、ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまい……。これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。



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