ど根性ガエルの娘 1 (ヤングアニマルコミックス)
■わあ、すごいな、大変だな・・・とは思うけれど、それ以外の感想が特にない。
なんか評判よいようだけれど、寧ろこれは漫画ではなく小説として発表したほうが 受けたのではな かと思う。漫画であるメリットが何も感じられない。ああ、大島永遠さんも小説家となったほうが注目されたのかも・・・。
「ど根性ガエル 」の作者の娘さんである著者が描いた話。スランプになって大変な生活を送った 父親の話を描いているのだが、時系列バラバラなうえに酷い場面はマイルドに描写しているので、はっきりいえば、この一巻分は普通の作品なら一話に凝縮されているのが普通なのでは?と思うほどの薄味。とはいえ、物語として見る分はどうかなと思いつつ、実際にあった現実なんだと思えば、あたたかい視点で描いているのは救いがあって素晴らしい。
いや、そういう立場の人が作品を残している時点で、一定の評価をすべきだとは
思いはしますけれども。寧ろ旦那さんの大井昌和
さんに描いてもらったほうが面白そうな感じも。
【データ】
大月悠祐子 (おおつきゆうこ)
ど根性ガエルの娘
【初出情報】ヤングアニマルDensi(2016年) 【発行元/発売元】白泉社 (2016/11/1) 【発行日】2016(平成28)年11月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
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国民的ギャグマンガ「ど根性ガエル」の作者は、家族をめちゃくちゃにした父親だった!? ギャンブル、DV、娘の財布からお金を盗む、失踪……。衝撃の家族 エピソードを、実娘が描きます。家族崩壊の第1巻。 ※対談記事、描き下ろしマンガ等を追加収録いたしました。作品内容に変更はございませんので、重複購入にご注意ください。
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