【オススメ】 浅野りん/であいもん


であいもん(1)<であいもん> (角川コミックス・エース)

■【オススメ】実家の和菓子屋を継ぐ話、 にみえて随分な変化球。

頭に被り物をつけたバンドをやってきた主人公だが10年目にして メンバーが脱退。凹んでいたところに実家から送られてきたのが まんじゅう。大好きな実家の和菓子を口にして再起をはかろうとした 彼だったが、ついていた手紙を読み、父が入院したことを知り、 実家に帰って継ぐことを決意する。 すると彼女は「ごめんね私洋菓子が好きなの バイバイ」と去っていった。


親となんやかんやある家を継ぐ系のお話、というのは確かなのだが、 本作の場合、随分と趣が違う。まず、家には見知らぬ小さな子がいる。 彼女はツテを頼ってきた父親にここにおいて置かれたという。 主人公の父は彼女を家の跡継ぎにするという。まぁ、まだ10歳の小学生なのだが。


でもって、家を出ていた主人公だが、実家の和菓子が大好き。 子供のころから大好きすぎて、売られていく和菓子のことを思って涙が出たくらい。 その感受性は今でも変わらず。なので、親としては、 お前には継がさん、というより寧ろ人前に出していいか心配、ということであるらしい。


本来なら跡継ぎ合戦になるわけだが、そもそもこの主人公であり、 しかも相手は10歳の子となれば、その軸では転がせない。 なので、二人の周囲の人物を取り上げて深掘りしてエピソードを 転がしていく。そこに二人をうまく噛ませている。主人公の性格の良さが全体の雰囲気を明るくしており、上手な仕上がりで、 楽しく読める。


一巻終わりのエピソードも上手い掘り方で、続刊へのつなぎもバッチリ。 手堅い仕上がりなのだが、一風変わった内容でもあり、 よく考えられた作品となっている。


【データ】
浅野りん (あさのりん)
であいもん
【発行元/発売元】KADOKAWA 【レーベル】角川コミックス・エース 【発行日】2016(平成28)年12月3日発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→であいもん(1)<であいもん> (角川コミックス・エース)
父入院の報を受け、10年ぶりに京都の実家へと帰ってきた納野和。父に代わり、実家が営む和菓子屋・緑松を継ぐと意気込む和だったが、任されたのは店ではなく、跡継ぎと呼ばれる少女・雪平一果の父親代わりで…。


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