【オススメ】 小原愼司/青猫について


青猫について(1) (ビッグコミックススペシャル)

■【オススメ】戦後すぐの時代、肉親の敵討ちを しようとするヒロインの殺戮アクション。

青猫と恐れられる人斬り。刀でもってヤクザを殺していく。 その実態は、少女。彼女はひょっとこの刺青を持つ者たちを探していた。


舞台は戦後すぐ。目を背けず刀でもって切りまくるヒロイン。 殺戮を重ねるが十字架のペンダントを下げている。 時代設定が昭和20年代ということで、ある程度なんでも出来る 自由度あり。そんな中でヒロインと、一緒に女の子がもうひとり、 人探しを続けるバディものである。本来であれば現実味はないが、 ヒロインは腕が立つので話が成立している。


絵はクセがあるので馴染むまで時間がかかる読者もいるだろうが 冒頭からアクションシーンがっつりで見せ場たっぷり。 グロテスクな場面も多いが描写自体がそこまで描きこまないので 気持ち悪さはさほど感じない。


ヒロインがなぜ人探しをしているのか、なぜ殺しをかさねているのか、 は一巻終盤で明らかになる。信じた者に裏切られたというエピソードがあることで、 一巻を読み終えるとヒロインの行動原理が理解できる。 一緒に行動する子供についてはまだ何も説明されておらず、 一方でヒロインの仇と今は一緒に行動している女性も登場しており、 ヒロインの謎の部分がオープンになっても他に謎の要素が残る 展開は見事。


ダークでヘビーな話であり、誰も報われない話のようだが、 魅せるのは確かである。


【データ】
小原愼司 (おはらしんじ)
青猫について
【発行元/発売元】小学館 【レーベル】ビッグ スピリッツ コミックス スペシャル 【発行日】2016(平成28)年10月17日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
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大東亜戦争終戦直後…すべての秩序が崩壊し、 無法地帯と化した闇市に、誰とも知れぬ仇を求めて やくざ者を斬り続ける少女の姿があった… 刺客・青猫…その姿が現れるところ、血と臓物の雨が降り、 出会う者は皆、地獄への坂道を転がり落ちてゆく… 彼女の行き着く先は、救済か!? 破滅か!? 『二十面相の娘』の小原愼司が新境地に挑戦する 超ハードボイルドバイオレンス!!


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