【オススメ】 泉福朗、皆川亮二/ 海王ダンテ


海王ダンテ 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

■【オススメ】二人の少年は、北極点を目指す。 その目的は、ある本を手に入れるため。

北極点をめざすイギリス海軍が嵐のなか出会ったのはダンテと名乗る一人の少年だった。知識のある彼は友人の生命を救うために北極点を目指し、 海軍は彼の知恵と力を頼むことになる。彼が少年なのにそうした知恵や力を持つのは、 冒険家から受け継いだという大きな本ゆえ。その本は、要素(エレメント)といい、この世界にあるものすべての理を知っているのだという。


そうした本は実は3つあり、もう一つは構成(ビルド)と呼ばれ、持ち主のリクエストに応えてどんなものでも設計してしまう本。それはダンテのコルシカ島での幼馴染であるフランス海軍のナポリオが持ち出していた。彼も同様に北極点を目指している。そして本はもう一冊。それが生命(ライフ)を司る本。共通の幼馴染であるエマ・ハートを十秒から救うために、二人はその本を手に入れることを目指したのだった。


危険な本と言われるそれを競いあう二人がイギリス海軍とフランス海軍を引き連れて展開する冒険活劇である、のだが、このエピソードは一巻で終了。結果としてはナポリオの兄が登場し話をかっさらっていくことになる。そしてフランス側のナポリオに対し、ダンテはダンテ・ホレイショー・ネルソンとしてイギリス海軍に入ることを宣言する。つまりはネルソン提督であり、一方はナポレオンの一族ということなのか。そこに、生命の本を手に入れた人物が海賊の亡霊をこの世に蘇らせる、という話が組み込まれるようである。


スケールの大きな話の、その冒頭部としてよくまとめられた一巻である。読みやすく、話に入り込みやすい。ただ、史実と無関係な話にしても良かったように思い、中途半端な引用はもったいない感もある。過去のある時期で歴史上の人物も取り入れて話を作る 必要があったのなら、もっと史実に忠実であるべきでは、という点だけが引っかかる。


【データ】
原作=泉福朗(いずみふくろう)、漫画=皆川亮二 (みながわりょうじ)
海王ダンテ
【初出情報】ゲッサン(2016年) 【発行元/発売元】小学館 【レーベル】ゲッサン少年サンデーコミックス 【発行日】2016(平成28)年7月17日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
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皆川亮二の最新冒険活劇、第1巻!!
その少年は、世界の理を知っているーーー
「超文明」「召喚術」「海賊」「大航海時代」「世界征服」。 誰もがワクワクする要素が、これでもかと詰め込まれてた 皆川亮二最新作、ついの待望の単行本化!!
18世紀、西欧列国が海の向こうに新たな希望を見いたしていた時代。 一人の、巨大な本を背負った少年が、北極点に現れた……
『スプリガン』『ARMS』のヒロイックバトル! 『PEACE MAKER』『アダマス』の重厚エンタテインメント感! 大注目の海洋ロマン活劇、第1巻!!


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