久米田康治、ヤス/なんくる姉さん


なんくる姉さん(1) (ヤングマガジンコミックス)

■他人の目を気にする兄とコスパ重視の妹 が迷い込んだのは不思議な町だった。まぁ入間らしいんだけど。

いつものストーリーなし、微に入り細に入る暴走ギャグ。 何事も気にしすぎる兄が、何も気にしないで行動するように 見える堂々としたお姉さんを目撃し、惹かれるところから 話が始まる。


彼女はなんでも「なんくるないさー」という 性格、でもって元米軍接収の住宅で管理人をやっているという ことで、すみかのなくなった兄妹はそこに引っ越すことになるという展開。 ある種の長屋暮らしで様々な極端なキャラクターを揃え、 フラットなキャラクターをぶつけあいながら話を転がしていく。


久米田氏の作品の典型として、役割のきまったフラットキャラクターばかりであり、 成長していくラウンドキャラクターが存在しない。なので、ストーリーとしての 展開が弱い。もちろん狙った設定でありギャグ漫画としては最強であるのだが、 となるとどこまで暴走するかに力点が置かれてしまうことになる。


なので読み手が脱落する場合は、作品に飽きるというより疲れてしまったためであることが多そう。アイディアの宝庫ではあるので、ミュージシャンズ・ミュージシャンのような、 作家やクリエイターが好む作品・作家であると思うのだけれど。


【データ】
原作=久米田康治(くめだこうじ)、漫画=ヤス
なんくる姉さん
【発行元/発売元】講談社 【レーベル】ヤングマガジンKC 【発行日】2016(平成28)年9月1日第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★
■購入:
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『じょしらく』の久米田康治&ヤスが再びタッグを組んだ最新作! いろんなことが気になりすぎて、当たり障りのない人生を送ってしまう「気にしい」の青年・木西一茶(きにしいっさ)。悩める彼はある日、何事にも堂々としてブレのない、謎めいた褐色美女と出逢う。一茶はそんな気になる彼女をストーキング(!?)するのであった……! 情報過多の世の中で悩めるアナタを「なんくるナイズ」する、南国“風”コメディ、開幕さー!


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