内藤みか、あらた真琴/数学しかできない息子が早慶国立大学に合格した話。


数学しかできない息子が早慶国立大学に合格した話。

■マンガにするとさらっと読める。 息子さんはよく育って何より。

4コママンガとコラムとで構成される実話もの。 題名どおりの内容であるがあまり参考にはならないだろう。 でもマンガは読みやすく仕上がっている。


作家である母親が、天才の子供が欲しい!と 優秀な遺伝子を求めて夫をゲット、という冒頭の 展開は正直引くが、リアルだとは思う。 子供が小学1年のときに離婚したとあり、 まぁ色々あるのだろうが読み手は勝手に納得してしまう。


主人公である息子さんだが、数字大好き。 社会生活、社交性という点で問題はあるのだろう。 ただこういう人も生きていける社会が一番に決まっている。 マンガではあまり触れられていないが、 彼が尊重される居場所を見つける話としたほうが 読み応えはあっただろう。


しかし息子さんはまだ学生。 このあとどう生きていくのか、 どう稼いでいくのか、まで見えると話は大団円となるのだが。 マンガの部分は 中学時代の種々の問題をすっとばしているため 物語にメリハリがない。 が、そこを描かれてもシンドイだけであり 著者にとっても別の本(→ たたかえ! てんぱりママ――モンスターティーチャーとのあれれな日々 )で既に描いている終わった話であるのだろう。 実話ものは話を盛りづらく作りづらい面があり、 この手の話を読みやすくするにはフィクションで作りこむしかなさそう。


【データ】
原作=内藤みか(ないとうみか)、漫画=あらた真琴 (あらたまこと)
数学しかできない息子が早慶国立大学に合格した話。
【初出情報】本当にあった笑える話(2014年〜2016年) 【発行元/発売元】ぶんか社 【発行日】2016(平成28)年5月1日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準)
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amazon→数学しかできない息子が早慶国立大学に合格した話。
数学の偏差値90台、それ以外(英語、国語、理科、社会)は偏差値30台… 数学だけが異常にできる「すうがくくん」な息子は、ちょっとずれた行動&発言ばかり! それゆえ発達障害の疑いをかけられたり、いじめにあったりすることも。 その「個性」をどう守り、伸ばし、育ててきたのか!? 「天才を育てる! 」と夢見た母親が、優秀なお相手(遺伝子)探しから息子を出産、育児、 そして早慶国立大学に合格させるまでの日々を描いた、笑えてためになるコミックエッセイ! 漫画では描ききれなかった部分を、コラムとして特別収録!



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