【オススメ】 鈴木良雄/フルーツ宅配便


フルーツ宅配便 1 (ビッグコミックス)

■【オススメ】この手の話はこれくらいの 一歩引いた絵で描くのがちょうど良いのかもしれない。 なお宅配のお話ではないので注意。

主人公は東京で勤めていた会社が倒産し、 社宅に住んでいられなくなり故郷に戻ってきたところ。 学生時代に行きつけだったラーメン店に 立ち寄ったところ当時から常連客で知り合いだった 男性と再会する。そして彼に、デリヘルの店長 の仕事をやってみないかと持ちかけられる。


デリヘル嬢の源氏名を果物の名前にしている フルーツ宅配便。 合法なビジネス、ということで、暴力団などの存在は 触れられず。結局人当たりよく人もよく裏切らない人間しか 残らないというのがこのビジネス。 デリヘルとう設定はあるが、描かれているのは客商売の基本の 話である。


当然ながら働く側には後ろめたさがあったり、 他人に話せる仕事ではなく、稼がなければいけない事情も 控えている。とはいえ暗い話ばかりではない。 それと、人間を描いた風な上から目線の人物もおらず説教くささも ない。この淡々と、飄々とした雰囲気は ぐっと話に引き込まれる。 絵も心情も人物関係もほどよい距離感の描写となっている。


個人的に一番面白かったのは、Sキャラのアケビさん を指名する常連客のエピソード。オチが素敵で、 こういうテイストは大好き。


【データ】
鈴木良雄 (すずきよしお)
フルーツ宅配便
【初出情報】ビッグコミックオリジナル(2015年〜2016年) 【発行元/発売元】小学館 【レーベル】ビッグ コミックス 【発行日】2016(平成28)年8月3日初版第1刷発行 ※紙書籍で購入:電子版8/26発売→ フルーツ宅配便(1) (ビッグコミックス)
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→フルーツ宅配便 1 (ビッグコミックス)
デリヘルから日本の“絶望”が見えてくる。 現代社会で行き場のない貧困女子が流れ着く場所、 デリバリー・ヘルス────── もし、離婚して養育費を受け取れなかったら… もし、親の介護で、今の仕事を辞めたら…… 誰もが陥るかもしれない人生の困難、 誰の手も届かない絶望と孤独が、ここにある。


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