【オススメ】 うめざわしゅん/ピンキーは二度ベルを鳴らす


ピンキーは二度ベルを鳴らす 1 (ビッグコミックス)

■【オススメ】裏社会で有名な存在が 自分の行き方を貫くハードボイルドな物語。

ヤクザ世界のハードボイルドもの。 主人公が身長の足らない小人のような人物で、 お供にタフな大男を連れているという凸凹バディものだが、 コメディ色はない。


リトルピンキーあるいは硫酸ピンキーと呼ばれる彼は そのなりで軽く見られることも多いので試験官にいれた 硫酸を持ち歩く。腹芸も苦手で嫌いだという主人公の 言動はストレートでシビアだが、その割に人情味のかいま見える 行動もちらほらと。


裏社会の解決人として重宝されているらしい彼は 独自のルートと金を持っている様子。 それゆえハメられるときもあるが、 対応した手は事前に打っている。


共通するのはどの案件も、素人が痛い目にあうということ。 素人がプロを軽く見て返り討ちにあう。 プロが専門領域でないことに欲をかいて手を出して失敗する。


ちなみに、本作で主人公が二度ベルを鳴らすような場面はない。 っていうかベルって何よ。「郵便配達は二度ベルを鳴らす」 を踏まえた題名、としてもなんで?と思うが、 確かに大事なことは二度起こるというか判断する場面は二度用意されている、のかな、どうだろう。


どのエピソードも面白いが、 巻末の話がそれまでのパターンにはまらない ケリの付け方で、これで物語全体が引き締まった。


【データ】
うめざわしゅん
ピンキーは二度ベルを鳴らす
【初出情報】週刊ビッグコミックスピリッツ(2012年)月刊!スピリッツ(2011年、2015年、2016年) 【発行元/発売元】小学館 【レーベル】ビッグ コミックス 【発行日】2016(平成28)年7月17日初版第1刷発行 ※紙書籍で購入:電子版は8/12発売→ピンキーは二度ベルを鳴らす(1) (ビッグコミックス)
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
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ザ・ファブル』南勝久絶賛の劇薬ノワール
硫酸ピンキーと呼ばれる、その男-- 街を、闇を、命を切り裂く。
闇社会の事件解決人である彼の元には 今日もワケあり女が駆け込む!
雑誌掲載時から話題を呼んだ 人間の欲望と業を描き切る、 うめざわしゅん衝撃の問題作、待望の登場!!


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