【オススメ】 山本英夫、池上遼一/アダムとイブ


アダムとイブ 1 (ビッグコミックス)

■【オススメ】まさか池上遼一氏の絵で描かれる 作品の主人公が透明人間とは。

スナックというかクラブに集まる暴力団員。 ホステスは目隠しをされたまま接客している。 見えはしないが話は筒抜け。彼らは、 暴力と頭脳のバランスがとれている人物たちの 秘密結社。しかもある種の突出した能力を持っていた。 そこへ乗り込んできたのが「透明な殺意」、 姿の見えない透明人間が彼らをゆっくりと追い詰めていく。


密室でギャングを集めて、それを殺していく話。 だが相手がギャングスターなので、怯えるのではなくて、 寧ろ高揚するかのように売られた喧嘩に喜々として向かっていく点で、 巻き込まれ型サスペンスの奇妙な変種となっている。


また普通の人物ではなく、襲うほうも襲われるほうも 特殊能力者であり、「X−メン」的な設定である。 その浮世離れさが、閉ざされた空間での戦いなのに 閉塞感を思わせない理由にもなっている。


それにしても、何が目的かわからないままドンパチが展開されており、 読者としては呆気にとられつつも引き込まれる様は、タランティーノ監督の 映画に似ている。双方の著者のファン以外にもオススメしたい大人のための劇画である。


【データ】
作=山本英夫(やまもとひでお)、画=池上遼一 (いけがみりょういち)
アダムとイブ
【初出情報】ビッグコミックスペリオール(2015年〜2016年) 【発行元/発売元】小学館 【レーベル】BIG SUPERIOR COMICS SPECIAL 【発行日】2016(平成28)年3月5日初版第1刷発行 ※紙書籍で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
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漫画界騒然!山本英夫×池上遼一タッグ実現
衰退するヤクザ社会を立て直すべく、”スメル”と呼ばれる嗅覚に長けた男が結成した秘密結社――その会合の突如、”透明人間”の襲撃を受ける!1人、また1人と仲間が死にゆくなか、五感を研ぎ澄ましたヤクザ達が徐々に“透明人間”の姿を捉え始め・・・変哲なき密室空間が「透明人間VSヤクザ」という比類無きワンダーランドに変わる!
【編集担当からのおすすめ情報】 ”漫画界の事件”と呼ぶべきタッグの実現! 『殺し屋1』『ホムンクルス』などの鬼才・山本英夫が、『男組』『サンクチュアリ』『HEAT-灼熱-』のレジェンド絵師・池上遼一の”禁断の扉”を開く・・・ 天賦の才能同士が起こした漫画史に残る”化学反応”を目の当たりにしてください!!


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