【オススメ】 つばな/ホブゴブリン 魔女とふたり


ホブゴブリン 魔女とふたり (バーズコミックス)

■【オススメ】夢想が暴走するファンタジー。

バーバ・ヤーガとホブゴブリンという魔女と妖精を 出発点にしながら描く話は、著者ならではのとぼけた ファンタジーとして始まる。


口の悪い、というか身勝手というか気狂いのような 妖婆と、そこでこき使われるが非常に従順な召使の ような妖精。家に足が生えていたり丸太が川で釣れたり木を食べたりあるいは 喋ったりということで普通の世界ではない。


ほのぼのとした話にも見えるが、 素直に従う者とそれを操る者が存在するダークファンタジーという 風景が次第に色濃くなる。そして一巻完結作品なので 話は途中で転換。王女が失踪してから数日たって見つかるが 以来異常な食欲で、それは恐らく呪いがかけられているとのこと。 王女がなくしたペンダントを手がかりにその呪いを解こうとする 内容となり、バーバ・ヤーガやホブゴブリンはその 大きな話の流れに吸収されていく。


普通は1つのキャラクターに集約されるトリックスターが 本作では多数登場するのが不思議なファンタジーとしている点。 その分、話の展開の自由度が高くなっている。


自分を知る物語、生きるという物語。でも、誰と一緒にいるかで 生き方は変わるという面もあるのが残酷なところだろうか。 とはいえ、誰と一緒にいるかを選ぶのもまた自分である、 というのは重要なポイントかもしれない。


一巻完結なので話がきちんと着地している分、 読みやすいファンタジーなので著者作品初心者にもオススメ。


【データ】
つばな
ホブゴブリン 魔女とふたり
【初出情報】comicスピカ、月刊バーズ(2011年〜2015年) 【発行元/発売元】幻冬舎コミックス 【レーベル】バーズごミックス 【発行日】2015(平成27)年12月24日第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ A(絶品)
■購入:
amazon→ホブゴブリン 魔女とふたり (バーズコミックス)

ポーリーンは森に住む暖炉の妖精。いつも怒鳴り散らしてばかりいる、大喰いの老魔女・バーバと二人暮らし。そんなある日、王女にかけられた「呪い」の謎を探るため王国から調査団がやって来て………!? “不可思議”の名手・つばなが贈るキュート&ストレンジ・ワールド!!!


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