秀良子/ロメオがライバル


ロメオがライバル(1) (ビッグコミックス)

■引きこもり少年が知り合いの牧場に 放り込まれる話。意図はわかるが、 主人公に主体性がないのは 物語を転がす上でなかなか厳しい。

自尊心が強いからか感受性が強いのか、 学校に行かなくなり引きこもった少年は、 母親が大事にしていたDVDを割ってしまったことで 親が強権発動。拉致されて連れられた先は牧場だった。


そこは叔父さんが経営している牧場で、乗馬が主体。 更生をかねてそこの働き手として主人公は送り込まれたのだった。 そこで働くというか手伝っている子が男の子と思ったら 女の子だった、そしてその子に惹かれていき、というのは 「じゃじゃ馬グルーミン★UP! 」でも同様だった王道パターン。


しかし自分探しから競馬に出会った「じゃじゃ馬グルーミン・アップ」に対して本作の場合は自分探しまでも至っていない。そこが今風なのかもしれないが。 主人公に主体性がないのは狙いなのだろうけれど、それでは話が動きようがなく、 一巻でようやく作品の設定紹介がなされた段階。これで続刊に興味を持つかと言われるとちょっと難しい。個人的には競馬ものならもう少し前のめりだったかもしれないが。


【データ】
秀良子 (ひでよしこ)
ロメオがライバル
【初出情報】スピリッツ増刊 ヒバナ(2015年) 【発行元/発売元】小学館 【レーベル】ビッグ コミックス ヒバナ 【発行日】2016(平成28)年2月17日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
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『おしゃべりは、朝ごはんのあとで。』の秀良子の一般誌ストーリー初連載は ひきこもり男子×クールな美少女×俺様サラブレットの一風変わった三角関係!
絶賛ひきこもり中の男子高校生アキラはある日、母の大事なDVD(プレミア付)を割ってしまう。激怒した母に「DVD代を稼ぐまで帰ってくるな」と放り込まれたのは、山奥の乗馬クラブ(的なところ)!!
叔父(らしい)と叔父の愛人(かもしれない)と無愛想な美少女……と、人間だけでも面倒くさいのに、犬、猫、にわとり、馬、馬、馬、とにかく馬! な動物天国に、ひきこもり男子の心と体は限界を迎えて――――!? 体力なし、社交性なし、意気地なしのアキラの受難の毎日が今はじまる―――!


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