佳作は客がしっかり入る。映画『マイ・インターン』

●10月10日公開なので既に4週目に入っているのだが佳作には客がしっかり入る。 『 マイ・インターン 』を ファーストデイに見に行ったら TOHOシネマズ六本木ヒルズ は最大キャパシティのスクリーン7があてがわれた回で満席札止めになっていた。 なおこのスクリーンの最前列は TOHOシネマズ初! 大画面の迫力を体感できる 「フロント リクライニング シート」 になっていて札止め目前だったので半ば致し方なく、半ば興味津々で座ってみた。 最前列はさすがに見難いがリクライニングするのはいいねぇ。とはいえ座席は前に出ず。フットレストもなし。 足の部分はサポートがほしいかなぁ。あとちょっと姿勢変えると座席が戻る。で、リクライニングさせようとすると 音が出る。静かな映画の最中だと、申し訳ないなぁ。

●アン・ハサウェイで職業ものというと『 プラダを着た悪魔 』を想像するわけだけれど、話としても延長線上にある。映画界の至宝である彼女にはキャリアに沿った作品が用意されるのだ。 今回は、会社の創業者、ファウンダーである。自分の立ち上げた会社を隅から隅まで面倒みようとするので、手が足らない。そこですでにリタイアしたシニアを雇う話か、と思っていたら、案外そうではない。シニアを雇うのは会社の社会に対するポーズ。しかしそこに適任者がやってきた、というラッキーな話である。

●ロバート・デ・デニーロ演じるベンは、完璧な人物。年の功であるが、こんな出来た年寄りはそうはいない。彼は男で、経営者は女だ。男はやもめ。では、というと、そちらにも動かない。シニアは枯れているからか、というと、そうでもない。彼はまだまだ現役として描かれる。が、二人はあくまでも友人として描かれる。

●インターン、とはいうが、実際はメンターである。ヒロインは創業者であるがゆえに相談できる相手がいない。彼女はOを探していたが、本来は経営者よりも信頼できる部下が必要で、回せる仕組みが必要で、しかしそれより経験があり年上で相談ができその話を自然に傾聴できる相手が必要だったのだろう。

●ところで物語の主体は夫婦の話である。結局そんな話か、と思わなくもない。しかし現実問題として働く上で重要なのはパートナーである。その要素を取り込んだからこそ、この話は万人に受けたのだと思われる。

●物語としては、ベンが完璧でどっしりとしているので展開がしやすい。彼が動かないフラットなキャラクターで、アン・ハサウェイ演じるジュールズがラウンドなキャラクターである。動かすべき人物と動かさない人物を区別したのが分かり仕上がった要因である。

●実はこのデニーロの演じる完璧シニアインターンの性格は、つい先日読んだばかりの 【オススメ】 安藤ゆき/町田くんの世界 の町田くんに似ているのであった。




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