イベントは難しい。

・イベントダメだし日記。第4回目となる北区花火会。今回は観客が想定しないトラブル発生となった。

・打ち上げ時間になっても始まらない。どうしたのかと思えば、船が禁止区域だか警備区域だかの中にいると。その船が出て行かないと打ち上げられない。警察が案内しているが動かない。スピーカーを使って屋形船に上流に移動するようにとのアナウンスが飛ぶ始末。屋形船運営会社の問題なのか、禁止区域から事前に追い出しておかなかった警備の問題なのか。いずれにしても、一般に出資も募り、有料席の券も売り、ローカルケーブルだがテレビ中継もある、となると、タイムテーブルを守れないイベントはビジネスとして拙い。

・10月という、花火大会が一般に終わった時期に開催するイベントなので競争相手は少ない。だが少ないのは、この時期は肌寒くなっていてイベントに向いていない時期だからでもある。競争相手が少ないところを狙うのはブルーオーシャン戦略として正しい反面、競争がないとレベルが向上しないという面も否めない。主賓挨拶など終わったあとのオープニングアクトは、花火との関連が全くなくて観客が困るレベル。素人運営イベントが陥りがちな独りよがりである。そこは出し物と、売り物である花火とを関連付けて繋がないとダメだろう。

・また、音楽と花火をシンクロさせた音楽花火が売りなのだが、2チャンスある後半でミス。音を途中で止めてしまった。まぁ、難しいよね、とは思うが、そこはやはり、出来ないならカネをとってはいけないのだろう。こうして失敗を重ねて立派な大会に成長していく、のかもしれないが、それは主催者や支援者後援者が言うべきことであって、客としてはやりきれない。失敗も温かい目で見て支援していく、なんてのは、人のファンではあるだろうが、イベントでは難しい。嫌なことがあれば、二度と行かない、という結論になる。

・ところで、花火大会は幾つか見ているが、正直どれも似たり寄ったりである。大きな進化もない。日本の花火は一発一発は美しいが、全体としての構成に物語がない。そうしたことを気付かされたのが、八景島シーパラダイスで展開していた世界の花火を見た時である。音楽に乗せて花火を打ち上げるのがワールド・スタンダードだと聞いた。各国の物語がある花火と比べると、日本の散発的な花火はやはり決定的に欠けるものがある。そんな中、音楽花火に挑戦している北区花火会は、他の花火大会との差別化になるかもしれない。目の付け所は悪くない。

・とはいえ、花火大会って、こうも多くやっていると、実際は近場のものを見に行くというのがせいぜいで、それが正しいのではないか。以前は八景島のほか、横浜の新聞社の花火大会はホテルとのセットをとって見たりなどしたが、結局は中央区在住時は区民枠を使って東京湾大華火祭、今は板橋と北区の花火、と地元の花火にしか行かなくなった。ただし当日ふらっと見に行くのはオススメしない。中央区は区民だと抽選枠があるのでそれの応募を薦める。いたばし、北区だと有料席を買うのがベスト。今は、花火大会は事前からチケットを用意したうえで見るものである、と割り切るべきだろう。なにせ打ち上げにはカネがかかるので、タダで花火を享受しよう、という発想自体がそもそも無茶な話ではあるのだ。世の中にフリーランチはない。となると、花火というコンテンツにただ乗りしようとした屋形船が、そのコンテンツ自体の邪魔をしたということが問題、ということになるのかな。

・北区花火会は最寄り駅が近くてしかも駅の入場規制もない花火大会として貴重であるが、そうした利点があるなら敢えて10月にやらずに夏場にぶつけても良いのかもしれない。開催できる日程が空いていない、といった事情もありそうだが、競争相手のいない時期に実施してこの体たらくというのでは、強敵揃いのなかでイベントとして揉まれたほうが良い結果を生み出すのでは?と思ってしまう。ちなみに、いたばし花火大会は、中身はさすがなのだけれど、めちゃくちゃ歩く必要がある。東京湾のときは結局人形町の自宅まで毎度歩いて帰っていた。その点で、浴衣で草履、という風情のある格好での観覧は向かない。北区の花火会なら、浴衣で草履のそぞろ歩きも可能な往復距離に見える。実際そういう格好の方が今日もいたが、いやさすがに10月で浴衣は見るからに寒そうだった。競合の多い夏に移したほうがいいんじゃないかな、特に10月でなければいけない仕掛けがない現状のママが続くのなら。

・そういえば。花火を見に荒川河川敷に向かう歩行者の列があったわけだが、 志茂のあたりでそこに向かって走ってくる自転車が。同行者は某運送のしるしが あったというのだが、荷物を積んで、よたよたふらふら。それなりに広い道ではあり、 歩行者が道いっぱいになっていたというわけでもない。自転車のおばちゃんは 通りすがりに、ぶつぶつと、もたもたしやがって的な捨て台詞。うーん、 気持ちはわからんでもないが、それは、言ってはいかんというか、 実はそういうこと思う人はその手の仕事に向いていないので就いてはイケナイ。 車道ではないので歩行者優先であるし、ぶつかったら危ないのは歩行者のほうだし、 もたもたふらふらしているのは自転車のお前だってのもあるし、 運送屋のマークをしっかり確認してたら本社にクレーム入れるって手もあるわけで、 そうなったらダメージを受けるのは自分であるし。そもそも花火大会あるから 面倒な事態にあう可能性はあるよね、なにせ公式のちらしで通行ルートに 指定されている道なんだから、事前のリサーチが足らないと思うのだ。



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