【オススメ】 つくしあきひと/メイドインアビス


メイドインアビス(1) (バンブーコミックス)

■【オススメ】地底の大きな穴が世界。 そのような世界で少女は、見果てぬ底を目指す。

主人公は夢見る少女というか妄想癖がある。 そんな彼女が目指すのは、地の底。そこは 南海にある深さの計り知れない大きな穴。 その底を探窟家たちが目指し、 そして彼女もそうした者になりたがった。


穴で暮らす少年少女たちの話。 孤児院の子たちで、遺物を探索することで 生計をたてる仕組みが作られている。 深く潜ると身体に悪影響があるので、 その段階も細かくわけられ、それに応じて 資格も割当がある。そんな世界の話である。


主人公は、早く一番深いところまで行ける 資格を得たい。なぜなら、偉大な母がそうだったから。 ということで、単なるジュブナイルに見えた話の 底が、本作の物理的な設定同様、深くなる。


とはいえ若い彼女にはまだ先の話、と思っていると、 彼女は探索中にロボットに出会う。記憶を無くしているが 聡明なこのロボットを引き入れて、 彼女は地底への探索に、勝手に出る。 ロボット自身もアイデンティティを探したい、 なのでバディを組むことに異論はない。


そこまでの話で一巻を費やすが、丁寧に描いた話は 物語世界に読者を引き込む十分な魅力があった。 この出版社のこの値段の作品として、 物語が進展のあるものかないものか、どっちだ、 という疑念はあったが、本作は 話がきちんと動く良作である。


地底人が出てくる漫画は最近でも多く 例えば 【オススメ】 福地翼/アナグルモール などがそうだが、地底へ探検に行く漫画はあまりない。 ジュール・ヴェルヌに傑作があるからとか手塚治虫も描いているからとか よりも、地底舞台に説得力のある話と絵をつけることが難しいから、だろうか。 そこに挑戦しているだけでも評価したい。続刊3巻まで刊行中。→ メイドインアビス(3) (バンブーコミックス) いや、近い内容の作品があった! 【オススメ】 九井諒子/ダンジョン飯 が非常に近い。まぁ「ダンジョン飯<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ)) 」は色々かなり脱線していて、そこが魅力だったりしますが。


【データ】
つくしあきひと
メイドインアビス
【発行元/発売元】竹書房 【発行日】2014(平成26)年6月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→メイドインアビス(1) (バンブーコミックス)

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?幻想と機械が入り混じる大冒険活劇、第一巻!




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