【オススメ】 大沼良太/地獄の教頭


地獄の教頭 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

■【オススメ】ハードコア教育漫画。 この教頭、教育界のゴルゴ13。狙った獲物は、逃さない。

主人公は県立高校の教頭を 勤める52歳。教頭は地獄である、と言われる。 管理職であり、それも管理するのは教員など人だけでなく、 施設から学校運営にまで幅広い。


そんな彼に校長から伝えられたのは、非常勤の教師の採用。 人数が足りているはずの教科に、5月過ぎての採用は、 事情がある様子。やってきたのは父親のコネによる、 話し方もなっていない、ピアスをつけた男。 授業をするつもりもない。どうやら一度強姦沙汰を起こして いるのを元教育委員会の親の力で社会復帰できたという人物らしい。 そして懲りずに、学校にいる若い女教師に目をつける。 ・・・彼がそんな会話を仲間内としていることに、 教頭は聞き耳をたてていた。


教頭の策略で女教師を遠ざけたものの、男は 強行手段に出ようとする。だが、そこにも教頭は手を回していた。 地獄に堕ちないと教育にならない人間がたまにいる。 たとえ命の危険にさらされても、絶対にやり通すという。 「教科書でも先生でも親でも足りないのなら どんな手段を使っても 私が必ず教育しましょう」「私は・・・教頭なのですから」


格好いい。いや、実際はサイコ・サスペンスの類なのだが、 それを学校という現場を舞台にし、正しい教育を貫き、 サイコパスにも見えず、万全の手をうち、力も能力もあるという 主人公のキャラクターは無敵。しかしその先にあるのが 素敵な学校にする、などという類のものではないところが ユニークである。


正しい教育ではあるのだろう。ただし、それを 主人公は「正しい」という観点では考えていない。 なのでその正しさを認めさせようなどという考えはない。 そして潔白であることに意味を見出していないので、 手段は問わず、しかもそれを自分の手を汚してまで行う。 手を汚すがキレイゴトは言わない。綺麗事を言えるのは、 汚い仕事を自分がやらないで済むから、なのだろう。


【データ】
大沼良太 (おおぬまりょうた)
地獄の教頭
【初出情報】ヤングガンガン(2014年〜2015年) 【発行元/発売元】スクウェア・エニックス 【レーベル】ヤングガンガンコミックス 【発行日】2015(平成27)年8月25日発行 ※電子版で購入
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
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ごく普通の平和な学校に見える県立朱地高等学校だが…内情は不良教師、イジメ問題、モンスターペアレントなど放っておけば重大事件になりかねない問題が山積みであった。そんな学校に新たに教頭として赴任した近衛修文(このえ おさふみ)52歳。この物語は、近衛教頭が時に狂気的とも思える覚悟を胸に、様々な問題に立ち向かう生き様を鮮烈に描いたハードボイルド学園ドラマである。



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