【オススメ】 草下シンヤ、高木秀栄/REVOLT

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REVOLT(1) (角川コミックス・エース)

■【オススメ】ゲームが実はリアルとつながっていた系の 物語だが、主人公の話の飲み込みが早くさくさく展開する。

主人公はゲームの世界では英雄。ゲームのシステム、作者の意図、 対戦相手の心理を読んで、先手を打つことで制していた。 そんな彼は現実世界では学校に通う生徒でしかし授業に身は入らず 遅刻早退あたりまえ。幼なじみは気遣ってくれるが、しかし彼の家は 父が亡くなり母の精神が壊れてしまい、英雄になれるゲームの世界が彼の居場所だった。


そんな彼のスマートフォンに急にインストールされたゲームが 表題になっている「REVOLT」、革命の指導者として指揮し世界を救う という内容の戦術シミュレーションゲームだが、その臨場感、空気感に リアルさを覚えた。そして実際、それは、現実とリンクしているのだった。


彼にそのゲームが配布されたのは偶然ではなく仕込まれたこと。 そのゲームで彼だけが革命に成功した。その手腕を見込まれ、 彼は革命を輸出する企業にスカウトされる。


話としては「 マージナル・オペレーション 」に近い。ただし本作の場合は、彼は指揮するだけではある。 とはいえその結果が何を導くかについての自覚はある。 戦死するものがでることについて悩みつつも、 彼は覚悟し仕事を受け入れる。


この話がユニークなのは、実際の生き死にに関わることであるのだが、 主人公はそれを理解しつつも自分がクリアに判断できるのは ゲームの世界なので、それをゲームとして捉えて把握しようとするところ。 ゲームとして現実を見ることは危うさもあるが、 現実をある視点から見てゲームと捉えるのは正しくもあり、 自分の土俵に引き込んで考える、という発想も確かに正解への近道である。


ゲームめいた話や、ゲームと現実をシンクロさせた話の中では、 そのゲームの扱い方がユニークで面白い。


【データ】
原作=草下シンヤ(くさかしんや)、漫画=高木秀栄 (たかぎしゅうえい)
REVOLT (リヴォルト)
【発行元/発売元】KADOKAWA 【レーベル】角川コミックス・エース 【発行日】2015(平成27)年6月4日刷発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
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都内の私立高校に通う主人公・成瀬晃。ある日突然、晃のスマホに謎のゲームアプリ“REVOLT”がダウンロードされてしまう。画面に表示されたのは「あなたは世界を救いたいと思いますか?」という問いかけ。そして晃は、“REVOLT”にのめり込んでいくのだが……。異色の革命輸出サスペンス、開幕!



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