【オススメ】 ゆうきまさみ/でぃす×こみ

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でぃす×こみ(1) (ビッグコミックススペシャル)

■【オススメ】 例えれば、あだち充や高橋留美子がビッグコミックス系の雑誌で不定期に 連載している類に近い。

漫画描きの話。冒頭は新人コミック大賞の授賞式である。 その大賞を受けたのがヒロインの高校生。 しかし、それは、彼女が描いたマンガではなかった。


なんだそりゃ、の真相は、実は彼女のマンガ作成を ずっと手伝わされていた兄が就職活動の合間に 一本、初めて作って、それで応募する際に彼女の名前を 使ったものだと分かる。


小学生からずっとマンガを描いているが、 それなりに戦術は知っているものの、それが逆に余計な知識となり、 本筋を煮詰めきれていないヒロイン。それを俯瞰 して見ていたところが功を奏したらしい兄。 しかし妹の名前でデビューしたので、 基本的には妹が自分で育っていくしか無い。 という話である。


デビューするまでとか、連載するまでといった話は多いが、 デビューしました、から始まる話は珍しい。 しかも、話の設定がネジ曲がっている。 この設定でさて物語として動くのだろうか?というと、 この点は正直疑問。たまに掲載される作品であり、 そうなれば一回読み切りの形式に寄っていく。 大きな物語を転がす余地もあまりなさそう。


その分、仕掛けは用意されており、 冒頭は主人公たちの描くマンガの一部が掲載される。 しかもカラー。で、その着色をそうそうたる作家が 行うという、豪華なコラボレーションである。 灰原薬、黒丸、室井大資、のりつけ雅春、オノ・ナツメ、 という面々が不思議。


ゆうきまさみ作品としては正直、肩透かし。 とはいえ充分面白いことは面白いし、 企画性を考えれば買って読む価値は十二分。


【データ】
ゆうきまさみ
でぃす×こみ
【初出情報】月刊!スピリッツ(2013年〜2015年) 【発行元/発売元】小学館 【レーベル】ビッグ スピリッツ コミックス スペシャル 【発行日】2015(平成27)年1月14日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★★
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「ゆうきさん、どうしたの!?」と物議を醸した、 革新の“漫画家マンガ”誕生!!

万年選外ながら、漫画家を目指す女子高生・渡瀬かおる。 しかしある日、ビッグな新人漫画賞を受賞! だが授賞式で仰天&顔面蒼白――― それもそのはず、「あたしが描いた漫画じゃないっ!!」!!

なんと、かおるの名前を騙って、しかも“BL漫画”を 応募したのは―――実の兄だった!?

笑劇必至、ゆうきまさみの新境地!! 努力の妹×天才の兄が織りなす、凸凹漫画家コメディー!


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