【オススメ】 花塚由/うちのセンセイ

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うちのセンセイ(1)

■【オススメ】在宅診療の奥の深さを描く。

病院で看護師として働いていたが一身上の都合で退職した 主人公は求職中。そこで見つけたのは看護師急募という 在宅診療所だった。先生は唯我独尊、適当そうで、 診療に回るといっても世間話をして帰るだけ。 これでお金をもらっていいものなのか?と彼が疑問に思ったところで、 次に立ち寄るのが病院勤務時に担当していた末期のガンの患者さんだった。


長くは持たないと思われたその患者さんが在宅で しっかりと、病院にいたときよりも生き生きと、生きていた。 そしてその後の急患への対応で、先生が物事をしっかりと見て把握して、 頭に叩き込んであることを知り、主人公の考えが変わる。 感銘を受けた彼は患者のことを知ろうとする。 そうした看護師こそ、先生が探していた人材でもあった。


スーパーマンのような先生が主人公の医療漫画であるので、 現実に携わる人にとっては複雑に思う部分もあるかもしれない。 とはいえ医療漫画でも在宅診療というところに スポットを当てているのはユニークである。 そして在宅診療なので、医療の限界を踏まえたうえでの 話となっているので、医療技術のハイパーインフレが起こるような漫画ではない。


一巻で登場する人物はさほど多くない。 そんなに人が入れ替わるわけでもない仕事でもあり、 一話完結エピソードの詰め合わせで構成するのではなく、 一巻でひとつのまとまりが終了するという展開は、 この設定に向いた作りであったと思う。


【データ】
花塚由 (はなづかゆう)
うちのセンセイ
【発行元/発売元】講談社 【レーベル】講談社コミックスBL 【発行日】2015(平成27)年3月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→うちのセンセイ(1)
あなたが、そしてあなたの大切な人が、いつか直面するかもしれない物語――。case.1→ひとり暮らしのおばあさんが、家の中で倒れてしまって――!? case.2→入院を望む妻と、自分で妻を介護したい夫。老夫婦にとっての幸せな選択とは!? case.3→患者本人が延命治療を拒否したとき、家族は? そして医療者は――!? 人を診る、人生を看る、在宅医療ヒューマンドラマ!



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