【オススメ】 中島守男/月夜のお曜

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月夜のお曜

■【オススメ】これぞ落語。

2010年の作品だがhontoでは最近電子版が出たのでご紹介。 Kindleでは2013年9月発売済。


内容は、江戸時代、長屋の話。 隣に住んでいた爺さんが亡くなるところから話が始まる。 それから間もないうちに、新しい住人がその部屋に来るというので、 慕っていた主人公は大家に猛反対するのだが、 そこに引っ越してきたのは見目麗しい女性だった。


という長屋漫画である。 隣から亡くなった爺さんの声が聞こえてきて、 ふと気づくと隣の部屋が覗ける穴があって、 見ると向こうには引っ越してきたばかりの 女性が行水をする姿が・・・なんだこれは 江戸に舞台を移したちょいエロ恋愛コメディか。


というと確かにそういう面はあるが、 ラブコメかと思うと案外そうでもない。 主人公と思った人物が彼女のことをさほど意識しているわけではない。 他の登場人物が出てくるとすっとこどっこいな 会話が展開されて、著者の持ち味を発揮する。 それはコントというよりも、落語。 この舞台仕立てでは、落語そのまんまである。


で、この作品には物語に軸がある。 なぜ女性が長屋などに来たのか、 しかも亡くなった爺さんの部屋にわざわざ住んだのか、 というところを軸にして展開する。 感動的な展開、のような気にさせるが、 よくよく考えればエロとナンセンスな内容である。 これが通用するなら何でもありじゃないか、 と思うが、実際フィクションなど何でもありの世界であり、 落語でもそういう話ばかりではあるので、これで良いのだ。


【データ】
中島守男 (なかじまもりお)
月夜のお曜(つきよのおよう)
【初出情報】コミック乱 2008年4月号〜2010年10月号 【発行元/発売元】リイド社 【レーベル】SPコミックス 【発行日】2010(平成22)年11月19日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ A(絶品)
■購入:
amazon→月夜のお曜
鬼才が描く和服のエロス!! うなじ・行水・襦袢・壁穴etc……ムッチムチの大人の艶気が江戸を席巻!! 突如、長屋の空き部屋に越してきたいわくありげなムチムチ美女・お曜――周囲の男やもめの住人たちはその大人の色香に大興奮!!

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