【オススメ】 森高夕次、アダチケイジ/グラゼニ〜東京ドーム編〜

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グラゼニ〜東京ドーム編〜(1)

■【オススメ】連載開始当初の年収1800万円が、 新シリーズでは8000万円に。

プロ野球の中継ぎ投手を描く話。前シリーズでは、 優勝チームのセットアッパーであり、メジャーに 移籍するはめになりながらもチーム事情からマイナー契約 のまま解雇、日本球界に戻ってくる、という展開で終了。 今回は心機一転、別チームの一員となるところから始まる。


グラゼニ 」がユニークなのは、プロスポーツでありながら、 プロの部分をあまり描いてこなかった今までのプロ野球漫画と違い、 それがビジネスであること、職業であることに フォーカスした点である。 メジャーをめぐるゴタゴタについては、 そのあたりを余すところなく描いていた。


本作では読売ジャイアンツを彷彿とさせるチームに移籍となり、 外様として彼がどう使われ、そして生き抜いていくかが描かれる様子。 今までは自分との戦いの面が大きかったが、今回は、 コマの多いチーム事情でどう凌いでいくか、という話になるのだろう。


前作では彩りであった恋愛部分は、 あっさりと前シリーズ最後に決着をつけている。 この結婚相手の選択はプロ野球選手として非凡。 とはいえそれが大きな意味を持つような展開になると 物語として微妙ではあるのだが、 現実を踏まえた上で、 本作で一番注目すべき点は、配偶者の選択にあるように思う。 手に職のあるパートナーほど、 不安定な職業の人にとって頼もしいものはない。


新シリーズ一巻は開幕仕立ての段階で、 主人公は調整のため二軍から始まる。 二軍と一軍をうろうろしている生え抜き選手が 弟子入りしてアドバイスを求めるのに対し、 一度は断った主人公が思い直して 極意を伝える点は、それぞれの思惑がありつつも 面白い。自分より能力の高い者の話は 素直に聞く、という点は、スポーツの世界ではあるのかもしれない。


【データ】
原作=森高夕次(もりたかゆうじ)、漫画=アダチケイジ
グラゼニ〜東京ドーム編〜
【発行元/発売元】講談社 【レーベル】モーニングKC 【発行日】2015(平成27)年1月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
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球界の盟主「文京モップス」にひょんなことから入団することになってしまった凡田夏之介(ぼんだ・なつのすけ)。小さい頃から憧れてきたスター集団! でも選手となって入ってみると……憧れだけではやっていけない超過酷なサバイバルが夏之介を待っていた……!!!! グラゼニ 東京ドーム編、ここに開幕!!

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