沼津マリー/インドでキャバクラ始めました(笑)

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インドでキャバクラ始めました(笑)(1)

■ありえない境遇のエッセイブログとして読む分には、なしではない。

専門学校を出たばかりの女の子が、 キャバクラのママになる、という話でも十分面白い設定であるところを、 本作は異国の地、それも風俗なんて出来るのか?のインドで、 という異常な話。そして、異常すぎて、これが、 あまり面白くない。


素人的な絵柄と展開の4コマなので、 ブログならまだしも、 本という体裁で一冊ぶっ続けて読むレベルには 達していない。


それなりのエピソードはあるが、 そもそもが無茶な話で、 しかも水商売を異国で仕掛けるなんてのは、 関係者がみな普通であるはずがなく。 大変だなぁ、と思いはするし、 このありえなさかげんは凄いのだけれど、 いかんせん、物語として展開できる柱がないので、 読む側としてはキツイ。


エッセイものは、 完全に終わった話を再構成する形が 最も向いているのだろう。


【データ】
沼津マリー (ぬまずまりー)
インドでキャバクラ始めました(笑)
【発行元/発売元】講談社 【レーベル】ワイドKCモーニング 【発行日】2014(平成26)年9月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★
■購入:
amazon→インドでキャバクラ始めました(笑)(1)
服飾の専門学校に通う傍ら、軽い気持ちで始めた夜の世界にどっぷりハマりこんだ“ゆとり世代の落とし子”沼津マリーは、常連の社長にそそのかされ、単身インドに乗り込みキャバクラを経営することに! 日本の常識はインドの非常識。右も左もわからぬインドで、現地の駐在員相手に悪戦苦闘しつつキャバクラ「クラブマリー」を切り盛りする様子を本人が描いた、ほぼ実録エッセイ。



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