【オススメ】 奥浩哉/いぬやしき

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いぬやしき(1)

■【オススメ】自分が、自分でなくなったとき。 主人公は、人を救うことにした。

別にハートウォーミングな話でもなんでもない。 58歳の男が主人公。子供はまだ10代。だが、年齢以上に 老けて見えるので父ではなくおじいちゃんのように見える。 ちなみに苗字が犬屋敷である。


彼は、健康診断で、末期の胃がんと診断された。 それを家族に言おうか、言ったら泣いてくれるのかな、 と思いつつ、黒澤明の『生きる』ばりのブランコシーンをはさみつつ、 公園で彼は、事故にあうのだった。


他の星の知的生命体による誤射というか誤爆で、 しかし干渉したことを隠すために表面的にでも偽装して復元するという処理がなされ、 なので彼は外見的にはそのまま、意識も保持しているが、 中身は兵器ユニットという、SF映画も真っ青な状態で生まれ変わる、 という話である。いや生きているといえるのか?これ。


彼は家を出ようとして、外で佇むうち、ホームレス狩りの子供たちに遭遇する。 助けようとして殴られるが、反撃したうえで、さらに逃げる子供たちの 素性を判別しSNSを乗っ取り彼らが行ったホームレス狩りの模様をアップロード、 街のモニターやテレビなどもジャックして動画を流し、掲示板では彼らの顔も 名前も個人情報が暴露された状態まで、無意識下で実行されるのだった。


冴えないように見えるがやっていることは「バットマン」である。弱気を助け、 一人でも多くの人を救っていこうとする。そんな彼が気になっているのは、 同時に死んで生まれ変わったはずのもうひとりの少年。 そこで一巻の終盤は、その彼の話になる。


自作である「GANTZ」をネタにしてクソマンガだ悪口を言うなだのという 遊びがあるなど、一本調子ではないところが味でもある。


【データ】
奥浩哉 (おくひろや)
いぬやしき
【発行元/発売元】講談社 【発行日】2014(平成26)年5月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
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その男には誰にも言えない秘密がある!58歳サラリーマン2児の父。希望もなければ人望もない冴えない男。しかしある日を境に男のすべては一変するーー。『GANTZ』で漫画表現の極地を切り拓いた奥浩哉がおくる、全く新しい世界がここに!

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