犬童千絵/青とグランドワーカー

青とグランドワーカー (ビームコミックス(ハルタ)).jpg
青とグランドワーカー (ビームコミックス(ハルタ))

■空と建機の物語。

建機がフィーチャーされている漫画。表紙を見ると この女の子が動かすのか?と思ってしまうが、 真の主人公は別の、ちっこい、そして黙して語らぬ男性。 女の子はこの男に惚れている。実際、男のなかの男である。


登場人物の設定は少し特殊。そして建機を持ち出すマニアックさ。 しかし。その建機をフィーチャーすることなく、 物語を普通に展開することに終始する。そしてその話が、 あまり面白くない。


主人公たちがフラットな性格すぎて、 そして絡む人物が浅すぎて、せっかくの設定を活かしきっていない。 それが勿体無いと思う一冊である。


【データ】
犬童千絵 (いぬどうちえ)
青とグランドワーカー
【発行元/発売元】KADOKAWA 【レーベル】電子版 ビームコミックス 【発行日】2014(平成26)年3月15日電子版ver.1.0発行 ※電子版で購入
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少々ワケありの案件を請け負う解体業者オアシス。現場を仕切るのは、無口だけど腕は確かなリーダー・大地と、元気ハツラツ女子のセレナ。ふたりを中心としたオアシスの面々が、ビルから岩から古い学校まで、あらゆるモノを壊しまくる! 「壊し屋って地味だけど、何かが新しく始まる場所を作ってもいるわけでしょ。神様みたいなものじゃない?」。犬童千絵が描く、爽快で豪快な壊し屋コメディーが1冊にまとまりました。綿密な取材を元にした、重機や建築物の迫力ある描写も見どころです。重機紹介コラムやレポート漫画など、描き下ろしもたっぷり収録!

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