【オススメ】 ゆうきまさみ/白暮のクロニクル

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白暮のクロニクル 1 (ビッグ コミックス)

■【オススメ】言わば、死なない探偵の物語。

一般職の国家公務員として厚生労働省に就職した 主人公。彼女は、研修先の保健所で出会った事件をきっかけに、 急に配属が決まる。そこは、不老不死のオキナガに関わる部署だった。


ヴァンパイアものの変形、不老不死のオキナガを巡る物語。 その不老不死の存在は世間的に認知されている。ただし、当然のごとく、 偏見の目で見られてもいる。そうしたオキナガ、88歳なのだが見た目はヒロインよりも 年下に見える人物を中心にして話は綴られる。


内容は連続殺人が絡む話。殺されているのはオキナガ。不老不死と言われるが、 何をされても死なないというわけではない。一方で12年周期で起きている 殺人事件が別にあり、その犯人として誤った人物が罪に問われた結果、 いまだにその殺しが起きている事情もある。この2つの軸が併行して語られる。


更に、狂言回しに見えるヒロインは、バディものの主役でないほう、という 存在にとどまらず、その祖先はなにかオキナガと関係があるらしい。 オキナガは長年生きているだけに、昔のエピソードも色々出てくるようで、 続刊予告では18歳、1945年まで遡って描かれる様子である。


と、まぁ、かなり盛り込んだ内容で、しかしこれが見やすくすっきり整理されている。 さすがである。一巻の時点で早々に人物の出入りがある。だが長編の一巻であるので、 導入にすぎないとも言え、面白いかと問われると、「これから面白くなることが 確実に予感できる作品の一巻である」という回答になるでしょうか。続刊は、 どのみちある程度まとまったところで、というかもしかすると完結してから読むので、 電子版を待つことになるかもしれません。ゆうきまさみ氏の作品は殆ど新刊が出る毎に買うことは買うんですが、 大抵まとめて読んでいるので・・・コミックスをリアルタイムで読んだのは「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」 くらいか。まとめて一気に読みたくなる作品、多いんですよね・・・。


【データ】
ゆうきまさみ
白暮のクロニクル(はくぼのくろにくる)
【初出情報】週刊ビッグコミックスピリッツ 2013年39号〜42号、44号〜47号、49号〜50号 【発行元/発売元】小学館 【レーベル】ビッグ コミックス 【発行日】2014(平成26)年2月4日初版第1刷発行 【定価】552円+税
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入: amazon→白暮のクロニクル 1 (ビッグ コミックス) , honto→hontoネットストア - 白暮のクロニクル 1 (ビッグコミックス)(1) ゆうき まさみ ビッグコミックス - 本
【公式サイト】
ゆうきまさみ新境地は極上のミステリー! そこは、「悲しき不老不死――オキナガ」が存在する世界。 厚生労働省の新米公務員・伏木あかりが配属されたのは 不死の種族「オキナガ」を管理する部署。 厚労省での仕事1日目にオキナガ惨殺事件と遭遇し 怪死事件を追う任務を与えられる、あかり。 しかも見た目は少年、中身は88歳老人の殺人事件マニア・ 雪村魁とタッグを組まされ…。 時を越えて生きるオキナガに起こる怪死事件、 彼らの想いが紡ぐ年代記(クロニクル)。 日常系×非日常ミステリーの世界へようこそ!

編集者からのおすすめ情報 30年以上も一線で描き続ける作家の、ほぼ10年ぶりの新連載。 ここで、ゆうきまさみは何を描くのか? ミステリーを主軸にしつつも 過去作に通底する小気味よい組織論やコメディはそのままに、 あらたに「ほろ苦い恋愛要素」も加わりました。 2014年、今なお進化する漫画家・ゆうきまさみの姿を、 ぜひあなたの目で目撃してください!!

白暮のクロニクル 1 ビッグ コミックス ビッグ コミックス系 コミックス 小学館
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