【オススメ】 森本梢子/高台家の人々

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高台家の人々 1 (マーガレットコミックス)

■【オススメ】著者にしては珍しく小奇麗な表紙で、 内容も今までと少し違う方を向いたコメディだが、 これはこれで面白い。

個人的にはいつもの森本梢子作品も好きだが こちらはもっと好き。タトルロールは美形のクォーター 一家の三兄弟。兄は慎重で姉は案外臆病で弟は若干 意地が悪い。なぜか、というと、その青い目が原因、 なわけではなくて、彼らは人の心が読めるのだった。


この手の設定の場合、話をどう運ぶかで雰囲気が変わる。 最初の話は、長兄がニューヨークから異動してくる 会社にいる平凡な女の子を用意、彼女が口下手な分、 空想力が高く、その馬鹿げ空想を垣間見た長兄が それを気に入ってアプローチする、という描き方で、 ほんわかとしたバカコメディの体を見せつつ、 本題を上手に提示している。


心が読めてしまう高台家の兄弟はそれが自分自身で 厄介で嫌だと思っているのだが、心が読まれるなんて 恥ずかしい、死ぬ、と長兄の彼女は思いつつも、 それが彼になら別にいいかな、寧ろいいかな、 好きだなんて言葉に出して言えないのが、伝わるのなら、 と、そんなように思う心の子なので、心が読める 相手とも巧く行くのだった。かように、 超能力者の苦悩を描きつつ、それを陽気に軽く取り扱った コメディにしているところが本作の魅力である。


本作の真骨頂はその、実質上のヒロインである 長兄の彼女の妄想力にある。 それを、心が読める妹や弟が共に愉しむという展開。 彼女の馬鹿げた妄想力が、妹や弟も間接的に助ける話になっている。


問題は、ひととおり話は済んでしまったので、 この先どうするんだろう?ということである。 なので逆に2巻の展開に期待。


【データ】
森本梢子 (もりもとこずえこ)
高台家の人々 (こうだいけのひとびと)
【初出情報】YOU 平成24年12月号、25年3月号〜8月号 【発行元/発売元】集英社 【レーベル】マーガレット コミックス 【発行日】2013(平成25)年9月30日第1刷発行 【定価】419円+税
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入: amazon→高台家の人々 1 (マーガレットコミックス) , honto→hontoネットストア - 高台家の人々(1) 1 (マーガレットコミックス)(1) 森本 梢子 - 本
【公式サイト】
妄想が趣味の地味系女子・平野木絵はニューヨーク支社からやって来た超イケメン社員・高台光正に突然食事に誘われ、驚く。実は光正には、ある特殊な能力が! それは光正の妹と弟にも── ヒットメーカー森本梢子が放つ不可思議ラブ・コメディ!
◆連載作品紹介◆月刊YOU
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