【オススメ】 山崎紗也夏/サイレーン


honto電子書籍ストア - サイレーン(1) 山崎紗也夏(著) - 電子書籍

■【オススメ】警察ものとしては面白いのだが、 悪女ものとしてはどうだろう。

著者の狙いは悪女を描きたかったようだが、 それを警察側から描くようにしたことで成功した、ように見える。 でももしかすると素直に悪女を描いたほうが シンプルでより面白くなったのかも・・・との思いもある。 とはいえ警察ものとしては、面白く読める内容に 仕上がっているので成功は成功だろう。


主人公は機動捜査隊の二人。男女ペアのバディ。 そして実は、プライベートでもカップルである。 別に独身同士なので付き合っても構わないのだが、 とはいえ知られれば同じ職場にいられるわけがなく、 どちらかは確実に異動になる。しかし今の職場は 刑事目前のポジションである。捜査一課に行きたい 二人は、今の関係は温存しつつ、波風立てずに 過ごして行きたいと思っている。


この設定が巧い。女性も出し、恋愛要素もクリア。 女性のほうは警察一家でもある。一方、話は警察ものなので当然事件が起きる。 主人公たちのポジションは絶妙な設定で、 初動捜査を担当する遊軍であり、 事件の深追いはしない。なので、いろいろなところに 顔を出す。


そんななか、男性がカラオケボックスで一度見かけた女性が、 事件の現場でも目撃する。そんな女性が、警察の女性 目当てにアプローチ。一体彼女は何を考えているのか。 そして彼女の目的は何なのか。


まぁ悪女は犯罪者であってそれは早々に割ってしまうのだけれど、 そうした本来は軸の話が表も物語にはあまり絡まないまま一巻が終わる。 その分、他方の主人公である警察組の話が興味深く展開されていて、 飽きさせない。やっぱり、上手な構成、といって良いのかもしれない。 いや、でも、軸となる話をどう見せるかが、結構難しくなってしまっている気もするんだよなあ・・・悪女っていうよりも変人だからなぁ・・・。とはいえどう転んでも話がツマラナクなることはないだろう。


【データ】
山崎紗也夏 (やまざきさやか)
サイレーン
【初出情報】記載なし 【発行元/発売元】講談社 【レーベル】− 【発行日】2013(平成25)年9月1日 電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入: amazon→サイレーン(1) , honto→honto電子書籍ストア - サイレーン(1) 山崎紗也夏(著) - 電子書籍
【公式サイト】
武蔵県警の猪熊夕貴と里見偲はあらゆる事件の初動捜査を行う機動捜査隊(通称:キソウ)の刑事。二人は”相棒”として一緒に仕事をしているが、実は恋人同士でもある(もちろん、職場ではヒミツ)。 そんな二人がある変死体発見現場で出会ったのが、橘カラ。以来この美しい女性、なぜか猪熊と里見の周辺をウロウロしはじめた。 橘カラとは何者か? 彼女の目的は?  キソウ天外物語、開幕!!
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