栄羽弥/女神のリーブラ

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女神のリーブラ(1) (デザートコミックス)

■母子家庭の少女が母がなくなり、実家が資産家と判明するタイプの話。

2012年8月刊行で既に3巻までリリースされている。内容は、母子家庭で育った少女が母の死とともに天涯孤独、かとおもいきや若い弁護士がやってきて、母の実家が資産家と告げられ、その家で暮らすことになる話。その延長線上に、資産家である祖父は彼女を跡継ぎとして婿をとらせたいと考えているという話がある。


正直なところ手垢のついた話であり、面白くするにはヒロインはじめ登場人物のキャラクターが必要。その点で主人公の性格ははっきりさっぱりしている上に、少女特有の変な妄想というかはっちゃけ、頑張り具合もあり、確かに面白い。とはいえ、作品に新味を与えるほどのものには見えない。


実家の家はあまり干渉しないタイプで今のところ接触もなく、目立ったいじめもない。通う学校は転校していないところが甘いように見える。ヒロインのすがるよすがが弁護士しかない、という状況にしたほうが本来正しい構成ではなかったか。弁護士に惚れる話がもう一つのストーリーの軸なのだが、そこが弱いのは、主人公の設定の追い込み不足だろう。とはいえ、そこを強化したところで、やはり、どこかでみた話の域を出ない。であるならば、度々出てくるこの手の話の定番性を強調するかパロディ化するか、しか、もうこのたぐいの話をやる意味などないのではないか、と編集部には問いたい。


【データ】
栄羽弥 (さこうわたる)
女神のリーブラ
【初出情報】デザート 2012年5月号〜8月号 【発行元/発売元】講談社 【レーベル】KCデザート-703 【発行日】2013(平成25)年8月10日第1刷発行 【定価】419円+税
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★
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【公式サイト】
高校生の結城つみれはある日突然、母を失ってしまう。そんな彼女の前に現れた弁護士の樋野昂大は、つみれが実は資産家の孫娘であると告げる。祖父に引き取られ、お嬢様生活がスタートしたけれど…。身体を張ってあたしを守ってくれるカレに、女ゴコロが揺れまくり!?
デザートWEB|女神のリーブラ(1)|作品紹介|講談社コミックプラス


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