【オススメ】 市川春子/宝石の国

宝石の国(1) (アフタヌーンKC).jpg
宝石の国(1) (アフタヌーンKC)

■【オススメ】弱く狙われるが不老不死である28人の物語。

電子版を買ったのだが読み進めづらく、一方キャンセルしたはずの!紙書籍版も届いたので結局そちらで読み通した。この手の飲み込みづらい話は紙の本のほうが向いているかもしれない。


話自体は、ファンタジックな設定さえ飲み込めてしまえば、理解できないものではない。とはいえその設定はハードルが高い。地球はいまと違い生物は殆どなく、逃げ遅れて無機物になったものが時間をかけて微生物の助けを借りて人のような形を持つに至った。意識も知識もあるが、身体は鉱物。一部が残れば再生も可能。宝石と称される彼らは、別世界に住む月人に、装飾品として刈られもするのだった。


サバンナなどにいる装飾品として狩られる動物を想像すべきかと思ったが、素直にダイヤモンドを擬人化すればいいのかもしれない。話はもっと深くて、硬度がもろくて戦闘に不向きな上に何やらせてもおっちょこちょいというか仕事ができない人物が主人公。彼は師というか上司から、博物誌の編纂を仕事として任されることになる。そんな仕事・・・と思うが、彼とは違うベクトルの厄介ものと出会うことで主人公の気持ちに変化が訪れる。彼は、体質のせいで毒をまき、それゆえに実利のない仕事を振られ厄介払いされていた。彼に仕事を見つける、ということを約束して主人公は奔走する−ハズなのだが、話はさらに脇にずれていく。


しっかりした、それゆえに読みづらいファンタジーなので、読み手は選ぶ。絵も輪をかけており、しかし主題を考えればこれが正しい絵柄である。という具合で、WEBサイトでも一部では盛り上がっているが、書評をぽつぽつ見始めたのが最近のことで、実際、自分も持て余して読み進めぬまま数日数週と時を経てしまった。こういう作品こそリリースと同時にプッシュしなければいけないのだけれど・・・。 書籍版のカバーは宝石のごとくキラキラしています。


【データ】
市川春子 (いちかわはるこ)
宝石の国 (ほうせきのくに)
【初出情報】アフタヌーン 2012年12月号〜2013年5月号 【発行元/発売元】講談社 【レーベル】アフタヌーンKC-906 【発行日】2013(平成25)年7月23日第1刷発行 【定価】600円+税
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入: amazon→宝石の国(1) (アフタヌーンKC) 、電子版→宝石の国(1) , honto→hontoネットストア - 宝石の国 1 (アフタヌーンKC)(1) 市川 春子 アフタヌーンKC - 本、電子版→honto電子書籍ストア - 宝石の国(1) 市川春子(著) - 電子書籍
【公式サイト】
今から遠い未来、僕らは「宝石」になった。彼ら28人は、襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。漫画界で最も美しい才能が描く、戦う宝石たちの物語。
宝石の国 市川春子 - アフタヌーン公式サイト - モアイ
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