終わった・・・けど終わってない?吉野マリの傑作「桃色ヘヴン!」12巻

桃色ヘヴン!(12) (KC デザート).jpg 桃色ヘヴン!(12) (KC デザート)



女子高生官能小説家の話として始まった本作も大団円。亡くなった父の跡をつぎ、母が病弱ゆえ弟との生活を父の遺した名前という遺産を潰さぬようにして暮らしていくことにしたという健気さ、周囲には当然ないしょというバレてはいけないという設定、未経験女子があれやこれやな言葉を使い小説を書くというギャップ。そこに、人気モデルを投入し、最初はからかいというかソフトSMを地で行く展開から恋愛ものに成長させていった本作、二人の仲が固まってからは話が停滞していたが、今回は一気に進展。連載最終話まで駆け抜けた。



この12巻はすべてが世間にオープンになっていくこともあり、開放感あり面白い話。耐える女であるヒロインに対して、よくよく考えれば耐える男だった相方とで、要するに結論は決まっていたわけで、それに向けて整理するだけだったここ数巻できちんと整理整頓したことで、最終巻は加速度がついた。まとまるべく形にまとまり、傑作として終わったのは何より。



ちなみに、本作で連載は終了したが、後日譚の番外編があるようで、それが次の13巻に収録され最終巻となる模様。今から読む方は一気に楽しめて羨ましい。【オススメ】です。

桃色ヘヴン!

一巻レビュー→ 【オススメ】 吉野マリ/桃色ヘヴン! マンガ一巻読破

パターンに見えるコメディなのだが、 細部がしっかり描かれているので面白さが違う。 官能小説部分をきっちり作りこんでいるところが この話を支えています。



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