【オススメ】 宇仁田ゆみ/ゼッタイドンカン

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ゼッタイドンカン

■【オススメ】鈍感でじれったい恋のお話。だがじれったくても真っ正直なので、 スローだけれども成就する。

じれったい恋のお話。高校時代、合唱部の伴奏を引き受けることになったヒロイン。 でも人前で弾いたことなどない。実際あんまりうまくなく、しかしそこに通りがかったのが クラスメイトの男の子。自宅のピアノと学校のものとの音の違いを告げると、面白がった彼は 自分のピアノも弾かせようと彼女を家に連れて行った。


耳は良くて絶対音感があるがピアノは下手なヒロインと、それを面白がる男の子との話。 バレンタインにチョコを渡したけれども義理を装って、お返しのホワイトデーは一日遅れ、 これはないなと思ったが翌年もクラスは同じ。ヒロインの気持ちはもう彼に向かっているのだが、 彼はどうもそうではなくて、高校の時から片思い。そんな状況で2話めでは既に高校を卒業して主人公は仕事中。そして仕事として彼の家に年に一度の調律に向かう。 そのとき彼女の胸は、つきあっている彼氏と会うときよりも、ときめいているのだった。


鈍感なふたりが愛しあうまでに時間がかかるという類のお話。 この手の話でいっつも思うことだが、お互いに出来る彼氏彼女が不憫でしょうがない。 愛している人は本来別にいるわけで・・・しかも今回の場合、その本当に愛する相手と 結ばれるんだから、ある意味たちが悪い。素敵な純愛物語、って、鈍感と臆病のせいで、 割食っている人がいるんだものなぁ。。。と思いつつ、この手の話は大好きだったりもする。


そこかしこてきとーで鈍感なのだが、一度これ!っと思ったらもう一筋、という人物の話。 なので振り回される側は良い迷惑ではあるのだけれど、ステディになってしまえば あとは愛をより育むだけと考えれば凄く良い相手かも。という、その浮世離れした 人物設定が終盤では効いてきて、彼が予想外に堅実な行動をとっていたりもするところは 意外性があって面白い。現実にはそういう嬉しい斜め上はあんまりないと思うけど・・・。


【データ】
宇仁田ゆみ (うにたゆみ)
ゼッタイドンカン
ゼッタイドンカン (amazon) 】
■著者の作品レビュー
宇仁田ゆみ/青みゆく雪
宇仁田ゆみ/ノミノ
宇仁田ゆみ/うさぎドロップ
宇仁田ゆみ/よにんぐらし
■著者の作品@amazon→ 宇仁田ゆみ

「楽園」本誌&web増刊で大好評な高校時代の同級生と卒業後に数年がかりで付き合い始めたチグハグな二人の恋のお話。「メロディ」誌上で発表した3篇も同時収録。カバー他描きおろし多数。 2012年9月刊。
s-book.net Library Service
【初出情報】メロディ 2008年6月号、12月号、2009年6月号、楽園 6号(2011年6月)〜9号(2012年6月)web増刊含む 【発行元/発売元】白泉社 【レーベル】− 【発行日】2012(平成24)年10月3日初版発行 【定価】714円+税


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