清水栄一、下口智裕/ULTRAMAN

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ULTRAMAN(1) (ヒーローズコミックス)

■ウルトラマンの後日譚。数十年後の未来を綴る作品。

巨大生物との戦いを終えた光の巨人は、故郷へと帰還した。 彼と同化していた地球人はその記憶を失うことで日常に戻った。 平和な時代が続き、それから数十年。ウルトラマンは記念館で 回顧される存在となり、同化していた地球人には息子が 生まれていた。しかしこの子は、どんな高いところから落下しても、 傷ひとつ負うことがなかった。


漫画オリジナルな作品ではないということで敬遠していたのだが、 twitterでしいけさん(@siike_8)に伺って購入。 確かに、これは、面白い。単なる焼き直しではなく、続編として 仕上げており、読み応えがある。


続編なのでその前段についての説明が本来必要なところ、 誰もが知っているウルトラマンという前提があるので それをすっとばしてスマートな導入となっている。 知られた作品だからこそ出来る作りかたである。


その後の展開は、続編としてひじょうにオーソドックス。 だからこそ読み応えあるものに仕上がったといえる。 一方で、オーソドックスな内容なので意外性はさほどない。


意外性といえば、ウルトラマンの風体、変身後の格好か。 とはいえ本来的な意味ではウルトラマンは故郷に帰ったことに なっているので不在であるが、すらっとしたスーツ感がなく ゴツゴツした格好で、頭部はヘルメット、といった、 その姿を受け入れられるかどうかで作品評価が 変わってきそう。個人的にはウルトラマンに 特に思い入れがあるわけではないので全く問題ないのだが、 この手の作品はファン向けのアイテムにどうしてもなりがちなので、 そのファンに受けるかどうかは作品の存続にとって重要だろう。


【データ】
清水栄一(しみずえいいち)、下口智裕 (しもぐちともひろ)
ULTRAMAN
ULTRAMAN(1) (ヒーローズコミックス) (amazon) 】
■著者の作品レビュー
清水栄一、下口智裕/鉄のラインバレル
初代ウルトラマンであった早田進(ハヤタシン)の息子、早田進次郎(ハヤタシンジロウ)は、生まれながらに特殊な力を持っていた。 ある日突然、謎の敵に襲われる進次郎。そこに助けに現れた父・早田は、自分こそがウルトラマンであったと告白、敵との戦闘が始まる。 父のピンチを前に、元科特隊(もと・かとくたい)の井手からウルトラマンスーツを与えられた進次郎は、父を助けるため、スーツを着て敵との戦いに挑む!
ULTRAMANウルトラマン 清水栄一×下口智裕|月刊 ヒーローズHEROS 未来形コミック 毎月1日発売
【初出情報】月刊ヒーローズ 平成23年12月号〜24年5月号 【発行元/発売元】ヒーローズ/小学館クリエイティブ 【レーベル】HC ヒーローズコミックス 【発行日】2012(平成24)年9月28日第1刷発行 【定価】560円+税


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