【オススメ】 秋★枝/恋愛視角化現象

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恋愛視角化現象 上 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)

■【オススメ】まさに視覚化、恋する印が角となって現れる世界のお話。

よくある学園恋愛話、それを「恋愛マスター」(と帯の惹句で称されている)秋★枝氏がどう魅せるか、 というと、ここに一風変わった設定を付け加えた。この作品世界では、 人は恋すると、ツノが生えてくるのだった。


なので恋をしている人は見ればわかる。ツノが生えていれば恋をしている、 生えていなければしていない。そうわかってしまう世界で、 一話目のヒロインは、ツノが生えてこない子。つまりは 恋をしていない−そう思われてしまう人物だった。自分では恋をしている つもりなのに。


告白されて付き合って、なのに自分だけツノが生えてこない。そんな彼女の苦悩 を描くのがユニーク。といっても可哀想な話なのだが、勿論著者の作品なので、 かわいそうだけでは終わらない。そこが良い。


そんな話から繋がる連作短編、続くのは、クラスメイトに恋したのだが、 友達に先をこされてしまうエピソード。さらには、美男子と地味少女の恋愛話。 そこに底意地の悪い美人が絡む。嫌な話、と思いきや、それが最後に百八十度 回ってしまうのだから、著者は凄いなぁ、と感心する。これは下巻も買いでしょう。


ツノに象徴される、心の見える化、隠しているはずの心が見えてしまうという話と、 見えていることでそれがフェイクにもなるという、なかなか一筋縄ではいかないし 思うようにならない話。恋愛そのもの、ということか。


【データ】
秋★枝 (あきえだ)
恋愛視角化現象
恋愛視角化現象 上 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ) (amazon) 】
■著者の作品レビュー
施川ユウキ、秋★枝/ハナコ@ラバトリー
秋★枝/煩悩寺
秋★枝/純真ミラクル100%
ZUN、秋★枝/東方儚月抄 Silent Sinner in Blue.
■著者の作品@amazon→ 秋★枝

人は思春期に恋をすると額にツノが生える!? そんな世のお話。――高校生の芹沢雛は、恋をしてもツノが生えたことがない。だけど、彼氏と付き合い始めてそろそろ半年。誤魔化しが利かなくなってきて…!? ツノにまつわるさまざまな恋模様を描いた、全8話収録。
恋愛視角化現象/上| ヤングジャンプコミックス|BOOKNAVI|集英社
【初出情報】ウルトラジャンプWeb増刊 平成23年3月更新〜10月更新分 【発行元/発売元】集英社 【レーベル】ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ 【発行日】2012(平成24)年9月24日第1刷発行 【定価】600円+税


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