草間さかえ/魔法のつかいかた

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魔法のつかいかた (1) (ウィングス・コミックス)

■「魔法使い」とその「弟子」の、擬似家族物語。

青年が出会ったのは、静かにしかし家庭で迫害されていそうな子供。 死のうとしている彼を、青年は魔法の力で食い止める。 そして青年は一週間生き延びたら迎えに行く、 弟子になってね、と言った。


魔法使いだ云々という前に、 かわいそうな境遇にある子どもを救い 擬似家族的に暮らしていく話が先に描かれる。


が、他の擬似家族ものと違うのは、 青年が魔法を使え、 そして魔法使いには組織があり、 青年に回ってくる仕事は当然綺麗な仕事ではなく、 殺し屋的に使われていること。


そこまでは良いのだが、 話は、その組織の中で何らかの陰謀、企みがあり、 主人公を使って何かが進行しているらしい、 という内容になっていくところで、 ちょっとこれは複雑すぎるのではないか。 主人公は巻き込まれつつも本筋からは蚊帳の外、 それに知人が気づくのだがとはいえすぐに動くのは得策でないと 考えなおして様子見をする。 その話と、擬似家族話とのつながりが今のところ遠い。


巻を重ねて面白くなっていくのだろうし、 そもそも同人誌もののリメイク (あとがきで曰く「2000年から同人誌で出していた 趣味の変態漫画のリメイク版です」)ということなので筋も見えているのだろうが、 一巻だけ読んでもけむにまかれた感じがする。


【データ】
草間さかえ (くさまさかえ)
魔法のつかいかた
魔法のつかいかた (1) (ウィングス・コミックス) (amazon) 】
■著者の作品@amazon→ 草間 さかえ

俺は魔法使いの弟子。 魔法使いの泉太郎さんは、 俺を『ひとごろし』からさらって、 一緒に住もうって言ってくれたひと。 でも、泉太郎さんは多分、 ひとを殺したことがあるんだ……。 ダメな大人と、さびしがりな子どもの ひんやり優しい毎日を描く、草間さかえ初の長篇シリーズ、開幕!
新書館 書籍、コミック 詳細ページ 魔法のつかいかた
【初出情報】Wings 2011年6月号、8月号、10月号、2012年2月号、4月号、6月号、2011年12月号付録「ホラーウィングス2011」、2012年8月号付録「ホラーウィングス2012」 【発行元/発売元】新書館 【レーベル】WINGS COMICS 【発行日】2012(平成24)年9月25日初版第1刷発行 【定価】630円+税


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