有馬啓太郎/かみわたし〜神様の箸渡し〜

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かみわたし~神様の箸渡し 1巻 (ヤングキングコミックス)

■田舎に戻ってきた少年は、神社で異世界に渡り、神と会う。

元々その地を治めていた女神のため、社より出ることができぬよう川を流し橋をかけぬようにした、との言い伝えのある神社。そこには確かに参道には小川が流れていたのだが、子供でも楽に飛び越えられるほどのもの。しかし少年は、無用の箸を橋と見立ててかけて、その神社へと歩んでみた。すると、そこには、ちょっと違った世界と、そして女の子がいた。 それから7年。田舎に戻ってきた彼は、あの頃を思い、再び橋を渡す。そこには、やはり、あの女の子がいた。


兎の耳をもった、その女の子は姫神様である高照姫。喋る兎も引き連れて、その結界の中で暮らし、少年のことを待っていた。閉じ込められたままの姫神は、外には出れない。少年は、橋をかけてそこに渡っていた。その設定は面白いが、それだけでは話は進まない。ではどう展開するのか−そこに残したままで大丈夫か?と危うかった橋が外されることで、少年が結界の中から出られなくなってしまうのだった。


そのまま外界では時が進み、少年は行方不明者となる。少年自身も状況を把握し時の流れも認識している。社務所の置かれる本だの新聞だのは見ることができ、そこの新聞で自分が報道されているのを読んだから。結界がそこでは繋がっている−という点が実はよくわからないのだが。だったら献上物はおいておけば姫神も手にできるということなのか?となるとカステラだのなんだのの話は?


結果として、結界から出され、入る術が通じなくなってしまった少年が、祭りに参加することで姫神と渡れる方法を探す、という話に転化していく。そういう話だとすると、巻数をそう重ねずに終わるのだろうか。だとすればお付き合いしてみようかな、と思うテイストではある。


【データ】
有馬啓太郎 (ありまけいたろう)
かみわたし〜神様の箸渡し〜(かみわたし〜かみさまのはしわたし〜)
かみわたし~神様の箸渡し 1巻 (ヤングキングコミックス) (amazon)/ かみわたし 1 〜神様の箸渡し〜 (honto ※旧bk1) 】
■著者の作品レビュー
有馬啓太郎/かみわたし〜神様の箸渡し〜
有馬啓太郎/うりポッ
夏休み、忘れかけていた記憶の封印を解き、少年と少女は再会する…!異なる世界の異なる少女の秘密は…!?
少年画報社 comics
【初出情報】ヤングキングOURS 2011年9月号〜2012年2月号 【発行元/発売元】少年画報社 【レーベル】YK OURS COMICS 【発行日】2012(平成24)年5月31日初版発行 【定価】562円+税


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