【オススメ】貴家悠、橘賢一/ テラフォーマーズ

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テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

■【オススメ】火星に向かった宇宙飛行士たちの目的は、 火星にいるゴキブリを駆除すること。しかしこの ゴキブリが、想像を絶するものだった。衝撃のSFアクション。

火星の地球化計画が大詰めを迎え、宇宙船が彼の地に向かっていた。 地球の人口爆発から移住先として火星を人の住める環境にしよう、 とした計画。それは、苔と黒い生き物で太陽光を吸収し、温度を暖めようとするものだった。その後、人が住むための後処理として、 その黒い生き物であるゴキブリ退治班が火星へと飛んだのだったが、 しかし、そのゴキブリは、想像をはるかに超える進化を遂げていたのだった。


ゴキブリvs人類の話。とはいえ舞台は火星だが。しかも、このゴキブリが進化を遂げていて、そういう点で単なるクリーチャー、異星人や怪物として読める分、ゴキブリ嫌いにもまぁなんとか読める・・・かなぁ。結構ゴキブリ感漂っているが・・・。


この話は単なるパニックアクションものではない。色々周到な準備と設定がなされているSFである。火星の地球化計画があり、今回の乗組員たちは火星に向かう第二陣。最初の回は不慮の事故があり、その経験から今回は特殊な連中が集められたうえに、手術も施されている。準備万端。その上で、地球サイドでも様々な駆け引きあり。


そして、一巻で一応話は完結。続きはヤングジャンプに移籍して連載、ということだが、これは初見だと結構驚く内容なのでは。この終わり方なら、「0」巻としてリリースしたほうが良かったようにも思うが。


多少のグロに許容力あるなら、オススメ。


■続刊購入する?→ 【絶対買う】
評価:A
評価は、A:傑作、B:佳作、C:無印、D:薦めない

【データ】
作=貴家悠(さすがゆう)、画=橘賢一 (たちばなけんいち)
テラフォーマーズ
テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス) (amazon)/ テラフォーマーズ 1 (bk1) 】
■著者の作品レビュー
貴家悠、橘賢一/ テラフォーマーズ
橘賢一/ラッキーセブンスター
「全く見た事のないものと出会う時、人間は人間ではいられない。」 西暦2599年──。火星のテラフォーミングが進行し、その地表は一面の苔とある生物で覆われていた。そして、選ばれし15人の若者達は重要任務の遂行を期待され、有人宇宙船『バグズ2号』に搭乗し、火星へと向かう。かの地で彼らを待つ、想定外の進化を遂げた生物の正体とは…!?
テラフォーマーズ/1| 橘 賢一/貴家 悠| ヤングジャンプコミックス|BOOKNAVI|集英社
【初出情報】ミラクルジャンプ No.1〜6 【発行元/発売元】集英社 【レーベル】ヤングジャンプ・コミックス 【発行日】2012(平成24)年4月24日第1刷発行 【定価】514円+税


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