【オススメ】 高野真之/MOON EDGE

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MOON EDGE(1) (ヤングジャンプコミックス)

■【オススメ】テーマは『BLOOD ALONE』とさして変わらない。が、それが著者の得意なところなのだろう。確かに面白い。

近未来、隕石が落ちて国の有様が変わり無法地帯に近くなっている状況の都市。 少女と男が出会う。少女は追ってきた者に攫われかけるが、男はそれを追い払う。 が、少女は高所から飛び降り、それを男は救おうと咄嗟に追いかけた。


死のうとする少女、追いかける男たち。少女は不老不死の身体であり、 それゆえモルモットとされているという。そんな人生に絶望し、 殺して欲しいと願う彼女。そんな彼女に、主人公は未来を見ることを進める。 が、追手はそんな主人公の部屋を襲い、蜂の巣に・・・。だが、 ここで話が終わるわけでは当然ない。


死なない者が生に絶望するが、生きる理由を探そう、せめて死に場所は選ぼう、 それまで一緒に生きよう、と口説かれる話。死なない人が、それゆえに、生きる 意味を探す、というテーマは、実は『BLOOD ALONE』とあまり変わらない。吸血鬼で夜が舞台のあちらと比べ、こちらはすこんと抜けた白さ。絵に関しては、人物はともかく、背景はこれでいいのか、これはわざとなのか荒れているのか、街の外の風景は良いとしても、部屋の中も無機質な感じがするのは意図的なのか、どうなのか、ちょっと微妙な印象を受けるが。


探偵というか調査員というか情報屋をしている主人公の、調査対象も話に絡み、さらにその人物にも少女にも自分にも関与する組織を軸にして物語は進展していく様子。設計十分、エピソードはどうにでも回し用があり、実際回しの巧い著者ゆえに、今後の話も面白いだろう。この作品はテーマも明確。ただ、物語の進みは遅そうだが。


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評価:B
評価は、A:傑作、B:佳作、C:無印、D:薦めない

【データ】
高野真之 (たかのまさゆき)
MOON EDGE
MOON EDGE(1) (ヤングジャンプコミックス) (amazon)/ MOON EDGE 1 (bk1) 】
■著者の他作品(過去記事)
高野真之/BLOOD ALONE
一緒に生きよう。死に場所が見つかるまで。私も探してるの。──死に場所を。 隕石の落ちた地“ムーンエッジ”で出会った男と少女。共に歩もうとし始めた二人に迫る影────。[BLOOD ALONE]の著者が描く静謐なるストーリー、コミックス第1巻刊行。
MOON EDGE/1| 高野 真之| ヤングジャンプコミックス|BOOKNAVI|集英社
【初出情報】ウルトラジャンプ 2010年11月号〜2011年1月号、3月号〜8月号 【発行元/発売元】集英社 【レーベル】ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ 【発行日】2011(平成23)年11月23日第1刷発行 【定価】600円+税



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