【オススメ】 瀬川藤子/VIVO!

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VIVO! 1 (マッグガーデンコミックス アヴァルスシリーズ)

■【オススメ】史上稀にみる、 本当の意味でいいかげんな教師。そして、これが心地よい。

やる気のなさそうな青年。デイトレーディングしているが、 仕事の引継ぎとして呼び出され、渋々出ていく。 その職場は、学校。離任する教師に引き継ぎとして 同行を求められた先は、不登校児の家だった。


教職免許を持っているが、教師なんてやる気もなかった 人物が、馴染みの人に頼まれ嵌められ、教師不足の なか、一年間だけ先生をやることになる話。 とはいえ本人、特に気構えもなく、気負いもなく。 本人がいかに面倒くさくないか、を第一にして、 生徒にも本音丸出しそのまま吐露してしまうという、 教師らしくないとんでもない人物なのだった。


ここまで割り切っていて、変に機嫌を伺うこともない 人物は面白い。こういう人は付き合い方が 明確明白で、楽なはず。こんな人物を教師に設定する、 というのは、さすがにない。が、確かに、こういう教師がいると、 バランスとれるんじゃないかなあ。


それは作中で、彼を教職に引き込んだ人物が、 生徒を向くひとと学校を向くひと、その二通りしかいない場所で、 どちらでもない人物がいると、行き場のない生徒が頼れる場所に なるのではないか−と言っている通りだろう。学校なんてのは 画一的で、ダイバーシティとは縁遠い場所だったりするわけで、 だからこそカラーも生まれる面はあるのだけれど。 この話が中学舞台だともっと面白いが、さすがに中学で こんな教師は通用しないか。


どこに話が向かうのか知らず、そもそも着地点なんてあるのか、 この物語に、と思わなくもないが、教師もの漫画としてこれは 力が抜けていて、面白い。


■続刊購入する?→ 【絶対買う】
評価:B
評価は、A:傑作、B:佳作、C:無印、D:薦めない

【データ】
瀬川藤子 (せがわふじこ)
VIVO! (ビボ!)
VIVO! 1 (マッグガーデンコミックス アヴァルスシリーズ) (amazon)/ VIVO! 1 (bk1) 】
生徒は生徒。自分は自分。

スジガネいりの超個人主義男・ナカムラは、 知人の井崎の策略(?)で、彼女の勤める高校に、教師として赴任することに。 マイペースで勤めようとするナカムラだが――。 さまざまな生徒が交わりながら、ナカムラ流の学校生活が始まります。

コミック VIVO! 1巻 コミックス VIVO! MAG Garden Online Store
【初出情報】月刊コミック アヴァルス 2011年4月号〜8月号 【発行元/発売元】マッグガーデン 【レーベル】MGC avarus SERIES 【発行日】2011(平成23)年11月30日初版発行 【定価】571円+税
追記 → いまどきに合ったユニークな教師もの、必読の「VIVO!」全3巻完結。 マンガ一巻読破



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