羅川真里茂/ましろのおと

ましろのおと(1) (月刊マガジンコミックス)
ましろのおと(1) (月刊マガジンコミックス)

■ 師匠をなくし少年は津軽を捨て東京へと出た。 三味線青春ストーリー。

三味線を弾く少年。しかし師匠である祖父の音は 好きだったが、目的もなく闘争心もない。 そして目標である師匠をなくし、 彼が津軽の地にいるべき理由、音がなくなった。 そこで彼は音のあふれる地、東京に出ることにした。


少年モラトリアム物語。著者だけに一巻読むと手堅くまとめて きているが、しかし読んでいてもどかしい。 話が進まないのは少年になんの目標も目的もない状態だから。 いずれ話が転がりだせば、そのギャップから加速度ついて 全体として評価される物語となりそうではあるが、 一巻だけ読まされる身としては少々しんどい。


才能はあるがその道を目指していないという設定の しんどさに加え、三味線という音楽ものであるところが 漫画にそもそも向いていない。音楽を音のない紙媒体で 表現するというのはチャレンジングではあり 成功した場合の説得力はすごいが、 一方でそうした作品が幾つか出ているなか方法論は ある程度確立してしまっている。音が出せないのだから そうそう方法があるわけではない。 音に惑うという内容ゆえに音の差を描写せざるをえず、 しかしそれはなかなか難しいことだろう。 そんな懸念を吹き飛ばす物語の展開と力が欲しいところだが、 それは続刊以降に期待か。


■続刊購入する?→ 【買う方向】
評価:C
評価は、A:傑作、B:佳作、C:無印、D:薦めない

【データ】
羅川真里茂 (らがわまりも)
ましろのおと
【 アマゾンで購入 : ましろのおと(1) (月刊マガジンコミックス) , ビーケーワンで購入 : ましろのおと 1 月刊少年マガジンKC
【帯】 「赤ちゃんと僕 」「しゃにむにGO 」羅川真里茂が贈る、今一番アツい 津軽三味線×青春ストーリー!!

少女漫画界を牽引し続ける作家、羅川真里茂 が次に飛び込んだフィールドは少年漫画。 テーマは「津軽三味線」。「ずっと描きたかったテーマ」と羅川真里茂 が語る、壮大な"自らの音を探す旅"がここに幕を開ける。 貴方の音もきっと見つかる。

【裏表紙】 津軽三味線を背負い、単身、青森から東京へやってきた 津軽三味線奏者・澤村雪。師でもあった祖父を亡くし、 自分の弾くべき音を見失ってしまった雪だが、様々な人と出逢いながら今、 自らの音を探す旅を始める。
掲載=月刊少年マガジン 2010年1月号、5月号〜6月号

講談社
講談社コミックス
2010(平成22)年10月15日第1刷発行
定価=419円+税


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

search this site.

selected entries

categories

profile











ブックオフオンライン

チケットぴあ

WOWOW

fujisan.co.jpへ
/~\Fujisan.co.jpへ

日経エンタテインメント!
日経トレンディ (TRENDY)
週刊ダイヤモンド
週刊東洋経済
宣伝会議
トッププロモーションズ販促会議
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー
競馬最強の法則
競馬王
会社四季報 プロ500
会社四季報 ワイド版
ダイヤモンドZAi(ザイ)


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM