草野誼/うちの子自閉症スペクトラム? おなかまるだしこちゃん

おなかまるだしこちゃん 1 (うちの子自閉症スペクトラム?)
■ 自閉症児に育てられる親の物語。 同じような悩みを持つひとにとっては 救いとなる内容かも。
外でもおなかを出して歩く「おなかまるだしこちゃん」、 商店街ではマークのあるタイルの上しか歩こうとせずに 移動には時間がかかる。そんな女の子が幼稚園に入園。 しかし、園長先生から、いくら注意しても勝手な遊びははじめるし おなかをまるだしにする、として、何か発達に問題があるのでは、 と告げられる。病院でみてもらうと、自閉症スペクトラムの圏内だと。 療育をすすめられたが、今度は児童相談所へ行くと、 その数値では療育を受けられないと言われてしまう。
自閉症児を抱えた親の物語。ただし、自閉症といっても 検査を受けるまで親は自覚していない程度のレベル。 だからといってカンタンなわけではないが、 悩み始めたのはその事実を知ってから。 もちろん成長していくにつれて悩むことは増えてくるだろうが、 目下の悩みは、どちらでもない場所にいるために どこにも受け入れてもらえないこと。
娘に振り回される生活に疲れる母親だったが、 しかし、 ある時気づく。ほかの子どもと同じようにさせることは 自分の喜びだが、娘が娘にしかできないことを見つけたときは、 娘も嬉しくて自分も嬉しいということに。
周囲の商店街の人々の温かい助けは、 これはかなり幸運であるけれど、 こうした日常の幸運はどこかに転がっていて、 その好意を素直に受け入れ使っていくのが うまく生きていけるかどうか、なのだろう 。つらいだけでなく幸せな方向に進んで行く内容の イイ話である。
【データ】
草野誼 (くさのよしみ)
うちの子自閉症スペクトラム? おなかまるだしこちゃん
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【帯】 マンガで読む自閉症児による"親育て"ストーリー! どんな障害があっても、不自由のない生活と社会参加をめざして・・・ 戸部けいこさん応援メッセージ 「光とともに・・・〜自閉症児を抱えて〜掲載=フォアミセス 2010年2月号、2008年8月号、2009年2月号〜4月号、7月号(掲載順)」たみちゃんにはたみちゃんの考えがあるんだよ ちょっとユニークなたみちゃんの世界を のぞいてみませんか? きっと世界が違って見えますよ
主人公たみちゃんの行動は周囲から「 変わり者」扱い。でも、そんな声なんか全然気にしない。たみちゃんが巻き起こす自閉症スペクトラム虹色ストーリー!
秋田書店
2010(平成22)年3月15日初版発行
定価=800円+税











