【オススメ】 高橋遠州、永松潔/テツぼん

テツぼん 1 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
■ 【オススメ】 鉄道ネタを政治と絡めて 一歩先に進めた作品。 「鉄子の旅」以降の鉄ネタ漫画として 正しい進歩である。 漫画として面白いので幅広い層にオススメ。
タイトルからして鉄道話か、と思ったが 捻った内容で感心。著者だけに読み味もよく、 なかなかの良作である。
三流大学を経てフリーター、社会人経験もない主人公が、 殆ど会うこともなかった父の死去に伴う 弔い選挙で当選、二世議員となった。 彼は鉄道オタク、しかし党派は道路族なので そのことは公言できない。が、その鉄道オタクとしての 知識が、数々の問題を、 他の者には思いつかない見事な解決に導くのだった。
希望の持てる政治を描く漫画で、鉄道を上手く絡めた話になっている。 道路族といっても利権のために道路を使うのであって、 それは票集めの手段にすぎず、予算を使わずに支持を集められるのであれば ソレに越したことはない、という本質をつかんだ話になっているので、 道路族であっても道路を作る必要は必ずしもない、という落とし所が上手い。
呑気な話だが視点の違いというのは見えないものを見るために 重要なポイントであり、単なるファンタジーという域を超えて 迫ってくる何かがある。 この表紙なので 自分は関係ないと思いそうな層にも、 面白いので読んでみて欲しい。
ところで−コラム欄で触れられている「八甲田」死の彷徨、ですが夜行急行のシンドさは「北海道&東日本パス」を利用して普通列車の旅をしたのでワカリマス・・・でも夜行急行はまなすには結構な割合で60でこぼこなおばちゃんたちが仰山のっておりそのバイタリティーにびっくりでございました。
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【データ】
永松潔(ながまつきよし)、原作=高橋遠州 (たかはしえんしゅう)
テツぼん
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【帯】 鉄ヲタが世界を救う・・・!?恐怖の 「臨時夜行急行列車」って、どんな列車?日本一長距離を走る列車は、どこからどこまでで全長何キロ?※答えは巻中の原作者・高橋遠州の書き下ろしコラムにて!!掲載=ビッグコミックオリジナル 2008年9月増刊号、19号、11月増刊号、2009年1月増刊号、5月増刊号、7月増刊号、9月増刊号、11月増刊号、2010年1月増刊号
【裏表紙】 日本を変える鉄道オタク誕生!!仙露鉄男、28歳。コンビニのアルバイト店員。疎遠になっていた国会議員の父親の急死により、その気もないのに選挙に担ぎ出されて当選−料亭よりも駅弁をグリーン車よりも普通車を好む、金にも権力にも執着しないこの男がその独特の知識と知恵で、世の中を変えていく!!
小学館
ビッグ コミックス スペシャル
2010(平成22)年3月4日初版第1刷発行
定価=648円+税











