麻々原絵里依/きぐるみプラネット

きぐるみプラネット 1 (キャラコミックス)
■ このレーベルなので一応BL。 でも相手は着ぐるみ、中身は地底人。
店頭で限定版のゲームを買おうとした主人公。 同時に手を伸ばしてきたのは着ぐるみの人。 そんな恰好で買いに来ているのだから、通常版は 予約しているし、ということで譲った主人公に、 着ぐるみの人は感動。その後ちびっ子ショー をしている着ぐるみのひとに主人公は偶然遭遇、 交流が始まるのだが、着ぐるみの人は 主人公のことを好きになったという。 が、その着ぐるみを脱ごうとはしない。 なぜなら彼は地底人だから−。
着ぐるみが地上で活動するスーツであるという設定で、 中に入っているのは地底人。脱がない理由は感染症だのの 問題であって外見は色が白い程度で別段かわりはない。 中の人は男性なのでBLものとしての条件はクリア。 地底人は人口抑制のため出産は制限されており、 セックスは趣味娯楽と割り切っているので同性愛も 割と抵抗なく普通である、という設定は面白い。
一方で、地底人という突飛な設定も、 師事する教授が地底文化を研究している ので主人公はすんなり受け入れられる。 地底人を巡っては そのエネルギーを狙う国家まで巻き込んで話が進むように、 狭い話に終始するBLものの典型を超えたスケールを見せる。まぁバカ話の類ではあるが。
話の出だしは普通で主人公も別にそっちの気がある設定ではない。 もっこり、というあだ名の人物がまりもちゃんという名前で どうも女の子のようだというのは、その呼び名を普通に受け入れている 時点でどうなのよという気がするが、そこもひっくるめて抜けた 雰囲気の漫画ではある。
【データ】
麻々原絵里依 (ままはらえりい)
きぐるみプラネット
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【帯】 キュートなきぐるみは仮の姿!!その中身は、国家を揺るがす重要機密!?僕、実は地底人なんです!ピンクのきぐるみウサギ・アリタの衝撃の2大告白!「地底人」のうえに「好き」だと言われて、でも一番気になるのは、その中身の姿−!?掲載=Chara 2009年2月号〜12月号
【裏表紙】 大学生の鳴海大輔が、街で出会ったピンクのきぐるみウサギ。アリタと名乗るきぐるみは、なんと大輔に一目惚れ!けれど、なぜかどこで会ってもきぐるみを脱ごうとしない。不思議に思った大輔にアリタの衝撃の告白!!きぐるみを脱ぐと死んでしまう、「実は僕、地底人なんです!」ってマジなのか−!?
徳間書店
CHARA COMICS
2010(平成22)年4月1日初版発行
定価=552円+税











