加藤伸吉/惑星スタコラ

惑星スタコラ 1
惑星スタコラ 1

■ 説明の全くないままに進むダークなファンタジー。

小僧を連れ歩く主人公の名前は、キズ。依頼主から仕事を受け、ハンティングするマタギと呼ばれる存在。依頼する「中央」は彼を肉体的に縛り付け、逃亡も警戒し、また彼の仕事を彼の目を通して受信している。戦う相手に小僧をけしかけ、相手の被っているものの裏側にあるジッパーをおろして脱がせようとするのだが−。


説明的な文章が全くないままに進むファンタジー。デストピアを描く内容だがその歩みは遅く、全貌はわからぬまま。しかし主人公の行動にフォーカスして描いている分、なんとなくはわかってくる。が、わかってきたように見えたところで舞台が転換。これで一巻が終了、雑誌連載も2年経過してようやく一巻ということで、腰をすえてじっくり読む人以外を相手にしていないようだ。


値段も952円税別とお高いがこれはカバーを外せば納得の装丁で、かなりきっちりとしたつくりの本となっている。


【データ】
加藤伸吉 (かとうしんきち)
惑星スタコラ (わくせいすたこら)
【 アマゾンで購入 : 惑星スタコラ 1 , ビーケーワンで購入 : 惑星スタコラ 1
【帯】 咆哮、慟哭、宿縁、惜別−。特命を受け狩りへと旅立った「マタギ」の珍奇博覧物語。鬼才が生み出した一遍の詩歌にして無限の旅行絵巻。
掲載=モーニング増刊モーニング・ツー 2006年9月発売1号、2007年4月発売3号、2007年10月発売6号、2007年12月発売7号、2008年2月発売8号、2008年4月発売9号、2008年6月発売11号、2008年8月発売13号、2008年11月発売16号

講談社

2009(平成21)年10月23日第1刷発行
定価=952円+税



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