【オススメ】 落合裕介/天獄の島

天獄の島 1巻 (ニチブンコミックス)
天獄の島 1巻 (ニチブンコミックス)

■ 【オススメ】 主人公は極刑となるために人を殺し、そして望みどおり、 島にやってきた。ある男を探し出すために。

日本の法律がかわり死刑がなくなり、極刑として島流しが復活した社会。近流、中流、遠流とあり最極刑は遠流。過疎化と島流し復活とで、かつて人の住んでいた島が流刑地となっている。主人公は家族が兄弟同然と思っていた者に殺され、その人物を追うために自らも人を殺して流刑となった。 もくろみどおりに事は運んだが、無法地帯である流刑地の実情は、 想像を超えていた。


政府が認めた無法地帯の島におけるサバイバルもの、という点で、最近の作品では 「 自殺島 」が似た内容。何が起こっているのかわからない状況というのも似ているが、こちらは覚悟と意思を持って人を殺し願いどおり流刑となった人物が主人公な点で肝が据わっており、主人公の心の動揺は話の本筋と関係がない。話の展開上、肝のすわっていない人物を脇に添えるが、主人公は別にその人物のために何かする義理もつもりもない点でバディものという風ではない。


各話ごとに現在地の地図が出て、クエストものに似た雰囲気もあり、最終的に攻略するボスが目指す人物なのかなぁと思うが、そうでない呆気ないパターンもないではなさそう。硬質な物語で面白いのだが、巻末では各地区ごとが戦いを行っているという闘技の場に主人公がかりだされ、戦士として他の代表と戦うような展開になっており、比較的ありがちな話に流れて行きそうな点はやや気がかり。とはいえ1巻は読ませる内容だったので2巻は買いたい。


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【データ】
落合裕介 (おちあいゆうすけ)
天獄の島
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■著者の他作品(過去記事)
竹原慎二、落合裕介/タナトス
落合裕介/てっかもん
【帯】 生き延びるか、死に甘んじるか。脱出不可能!生存率不明!!ここは罪人達が蠢く流刑の島・・・!!

廃止された死刑制度に代わる極刑として、島流しが復活した近未来の日本。御子柴鋭は、己の目的を果たすため監獄の島・天獄島に流刑囚として足を踏み入れる。だがそこは、想像を絶する凄惨さと謎に満ちた地だった・・・。  衝撃と瞠目の孤島サバイバル・ミステリー!!
掲載=週刊漫画ゴラク増刊「コミックブレイク」No.1〜6

日本文芸社
NICHIBUN COMICS
2009(平成21)年11月10日初版発行
定価=590円+税



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