【オススメ】 高橋留美子/境界のRINNE

境界のRINNE
境界のRINNE 1 (少年サンデーコミックス)

■ 【オススメ】 幽霊の見える少女と、 死神らしい少年を描くお話。 語り口は実にスマート、プロの技。

小さいころ神隠しにあった少女は その体験をぼんやりと覚えている。 以来、幽霊の見える体質に。 自分以外には見えないのだと知ってからは そういうものだとして流して暮らすようになっていた。


さてクラスで一度も見たことのない同級生、 その席に男の子がやってきた−のだが、周囲は誰も 見えないらしい。では幽霊か、と思うと別の 幽霊を彼は祓おうとしている。いったん去った 彼に下校時ばったり遭遇。霊と同じ感覚ですりぬけようと したところ、ぶつかってしまった。彼は実体を持っているのだった。


という話を説明口調でなくさらりと物語のなかで 見せるさすがのプロの技。死神をしている少年は貧乏で、お祓いには道具が 必要だがそのカネがなく、仕事をしている様を見ることのできる少女に それをたかるというかねだる、という構図で、見えるが祓う力もなにもない ヒロインを巻き込む仕掛けの工夫が見事。しかもそのカネが10円だの、 大金というのが500円だのであるようなしょーもなさも良い。


一方で、ヒロインも少年も達観している部分があり、 元気爆発なところがなくおとなしい。 少年も少女も、自分の身に降りかかったことを、それを致し方ないとして 淡々とこなしている。これは時代の空気を反映しているのか?


設定の説明やキャラクターの増加は順を追って行っていき、 小出し小出しであるところ、この呼吸はプロのセンス。 うまい人の作品は確実に読みやすい。


2巻同時発売。1巻と一緒に買ってますのでこれから読みます。


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【データ】
高橋留美子 (たかはしるみこ)
境界のRINNE
【 アマゾンで購入 : 境界のRINNE 1 (少年サンデーコミックス) , ビーケーワンで購入 : 境界のRINNE 1 少年サンデーコミックス
【帯】 「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」「犬夜叉」の高橋留美子最新作 死神少年×霊感少女の放課後レクイエムコメディー開幕!!

【裏表紙】 幼い頃から幽霊が見える女の子・真宮桜がある日出会ったのは、 死神みたいな仕事をしてる不思議な少年・六道りんね!この世に何かの未練を残し、さまよう幽霊たちを輪廻の輪へと送るため、2人の奇想天外な放課後が始まる!!
掲載=週刊少年サンデー 2009年21・22合併号〜29号

小学館
少年サンデーコミックス
2009(平成21)年10月21日初版第1刷発行
定価=400円+税



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