マンホール 1 (1)
筒井 哲也
マンホール
【オススメ】 ロボトミーの変形もの。「ホムンクルス」に近いと言えば近い。
ただこちらは主人公サイドが警察。一方で、仕掛ける側も描かれはする。なので、わけのわからぬ謎の敵が襲ってくる、というスリラーではない。
上でロボトミーと書いたが、作品中で喩えとして示されるもので、実際は寄生虫が人間に影響を及ぼすという話。
警察側のほどよい緊張感のなさがいい感じ。死なせないで欲しいなぁ。
■続刊購入する?→★★★★
現時点では見たような設定の寄せ集めだが、煽る一方でない作りは良し。力がある。
【帯】リアルな恐怖に戦慄せよ!寄生虫バイオ・ホラー!筒井哲也(つついてつや)→STUDIO221
【裏表紙】夕暮れの商店街で全裸の男が怪死を遂げた。その体から検出される謎の寄生虫−。 規格外の感染力で人々を恐怖に陥れる寄生虫は、何者かの仕業なのか・・・!?その目的とは・・・!? そして怪事件を追う二人の刑事が「謎の施設」で見たものとは・・・!?恐怖と混乱が連鎖する極限のバイオ・ホラー、待望の第1巻!
マンホール
掲載=ヤングガンガン平成16年創刊号〜17年4号、10号〜13号
スクウェア・エニックス
ヤングガンガンコミックス
2005年9月2日初版発行
定価=505円+税
■著者の作品レビュー
筒井哲也/予告犯
筒井哲也/マンホール