【オススメ】 岡戸達也/DoLL

DoLL 1 (1) (アフタヌーンKC)
■ 【オススメ】えっと、なんだこりゃ。 恩師のもとに押しかけてきた元教え子 との同棲生活。いや、二人のほかに もいるものが・・・。
男やもめの家に電話してきた女性は 元教え子。「今から遊びに行っていいですか?」 「実はそばまで来てるんです」と 無理やり押しかけてきてしばらく置いてくれという。
そんな電波な始まり方で、 恩師のほうも面倒がる。なんだ二人の関係は、 と思うと、女は男に奥さんのことを聞き、 男は別れたと答える。なんだ この会話は。そう読者が思いながら読んでいくと、 ええと帯にも題名にもあるから書いていいか、 「オレの部屋入るんじゃねえぞ」と 言われた矢先に教え子は家捜し、そこで ダッチワイフを発見する。そして流れる空気は当然微妙に。
漫才のような会話を繰り広げながら、つかずはなれずな 関係の話。恩師はともかく教え子の行動は意味不明、 だが、まぁ年頃の悩みということで。言い寄られる相手も いるのだがそれはかわしつつ、恩師にアプローチするようで 妙な性癖だの性格だのが出てくるたびにはねつけ、それでも 彼の家から離れない。
何がしたいんだお前、というか、あんたら、と思いながら 読むわけだが、この奇妙な同棲生活は、オフビートな映画を 見る感覚で面白い。あー、ユーロスペースあたりでこんな映画 かかっててもおかしくはないかな。って移転してから 行ったことないけれども。
3タイトル同時新連載、なんてわけのわからん デビューの仕方をしただけのことはある。 一巻途中でダレル感じはするけれど、 読み通すと独特のノリに読み手もノってきます。 期待度込めて続刊は絶対買い。
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【データ】
岡戸達也 (おかどたつや)
DoLL (ドール)
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【帯】 女1×男1×ドール3 ふしだらな三角関係。 月刊アフタヌーンにて前代未聞の 3タイトル同時新連載デビューを飾った話題の新鋭待望の初単行本登場! かつて“先生”だった独身中年男のもとに、予告なく転がり込んだ“元教え子”・ 泉。しかしその家には彼が「愛用」する“人形”が−。そして性癖を暴きあう共同 生活が始まる。掲載=アフタヌーン 2008年9月号〜2009年3月号
【裏表紙】 田舎の一軒家に住む“先生”。押し掛けた教え子、泉正子。 オトコとオンナ、ひとつ屋根の下。その家には、人形が3体。 気まずさを超越した共同生活。
講談社
アフタヌーンKC 564
2009(平成21)年4月23日第1刷発行
定価=533円+税











