【オススメ】 冬目景/ACONY

ACONY 1 (1) (アフタヌーンKC)
■ 【オススメ】 もう死んでいるけど生きている。 10年間同じ状態の少女は外見13歳。
両親が離婚し母親と暮らしていたがその母親が海外に赴任することになり、 祖父の住むところに身を寄せることになった中学生の少年。 その祖父が住むのは築八十年以上というアパートで、 取り壊し寸前の代物なのだが、3棟あったうち2棟は既に スクラップも この棟だけは手を出せないのだという。その理由は、 アパートが意思を持っているから、だとかなんとかで。
幽霊やら得体の知れないものやらが住んでいる アパートに入ることになった少年の物語。 とはいえ祖父はここの住人であり、彼自身は あっさりと受け入れられるし超常現象があるわけでもない。 同い年、ということもあって仲良くなるというか よく相手をすることになる少女がいるが、 しかし彼女は自分を23歳だといい、 既に死んでいるのだとも言うのだった。
冒頭は絵本のようなイラスト集のような出だし。 カラーページが終わるときちんとした物語が始まるが、 設定なども小出しにしながらなので本題がわかるのは 中盤を過ぎてから。 しかしこうした、設定をちりばめながら、 ストレートな並べ方はせずにじっくりじわじわと 構成して行く作り方は毎度ながら上手。一方、 面白くなってきたところで ぶったぎるような終わり方で、ここで巻またぎですか。 そして巻末には基本的にあまり関係のないキャラクターを 使っただけの告知漫画を収録。 いや、それはファンサービスとしてよろしいのだけれども。
6年前に始まった作品で、実質2004年までの内容を 収録した第一巻。まぁ連載再開しているので出すことにしたのでしょうが。 10号分掲載ながら本編は6話分、冒頭の短いもの2話と巻末のおまけ2話 足して10話という次第。あ、目次に誤植。005が2話ありますね・・・。
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【データ】
冬目景 (とうめけい)
ACONY (アコニー)
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著者の他作品(過去記事)→ 冬目景/ハツカネズミの時間
【帯】 知ってる?隣のあの娘はゾンビなんだ。 永遠の13歳、お茶の間的地獄少女のお出ましです。掲載=アフタヌーン 2003年1月号、5月号、7月号、9月号、12月号、 2004年1月号、7月号、8月号、2006年5月号、8月号
【裏表紙】 漫画界で大いに期待されているクリエーターに相違ないと存じます。 イラストレーター・高荷義之氏
講談社
アフタヌーンKC 556
2009(平成21)年3月23日第1刷発行
定価=590円+税











